ZOOMで日本語おしゃべりイベント

投稿者: | 2017年9月11日

最近、ZOOMを使って日本語でおしゃべりをしよう!というイベントを始めました。

ZOOMとは?

ZOOMとは何か。Skypeのようなものだと認識していただければ良いと思います。要は多人数でビデオチャットができるということです。

じゃあなぜZOOMを使うか言いますと、まあ「成り行き上」というのが大きいのですが、ZOOMには「ブレークアウトルーム」という機能があるんですよね。これ何かというと、チャットルームをいくつかのグループに分ける機能です。…ってこれだけじゃよくわからない?

例えば、リアルの授業があるとします。会話の授業で学生は30人います。これ全員で会話練習をすると、一人の発言量はかなり限られますよね?だから我々は「グループに分ける」ということをしますよね。5人一組になる、とか。これがビデオチャット上で可能なんです!素晴らしいです!

だから、うわ~宣伝しすぎて40人来ちゃったよ~って場合でもグループに分かれてもらえば、「私、一言も話せなかった」ということがないんですね~。

無料アカウントの場合、最大50人までチャットルームに入ることができます。ただ、40分で切れてしまいます。もしこれを最大100人まで、時間無制限で利用したい場合は少しお金を払って有料会員になる必要がありますが、今のところ私は無料で頑張っています。

Web会議室Zoomが選ばれる7つの理由
ブレークアウトルームの使い方

日本語を「本番」として使う機会を増やしたい

私は今リアルで会話の授業を1つ持っています。学生は30人ほどいます。いろいろと苦心して活動を考えたりしているんですが、学生のほとんど全ては韓国人学習者ですから、グループに分けて会話の練習をしたりしても、それはあくまでも「練習」なんですよね。

会話→録音→フィードバックのグループワーク

もちろん、「練習」も大事なことです。ですが、「本番」も経験しなければなりません。積極的な学習者は、インターネットを使って日本語を話す機会を作ることができます。そういう学習者は私が放って置いても、自分でどんどん日本語に磨きをかけて上手になっていきます。みんながみんなそんな人ばかりなら私の出る幕はないのですが、そうでない学習者もたくさんいます。そうでない学習者をケアするのが私の仕事です。

だからせめて授業以外では日本語を使う機会が少ない学習者に、日本語を使う機会を与えたい、と思います。それはおそらく海外で働く日本語教師みんながもっている願いでしょう。

ビジターセッションの難しさ

日本語を「本番」として使う機会を増やしたい。そうして考えられるのはいわゆる「ビジターセッション」と言われるものです。例えば教室に日本人を連れてきて一緒に活動したり、インタビューをしたり、様々な活動をするあれです。大学などではその大学に留学している日本人学生を連れてくることが多いでしょう。

私もこれをやったことがあります。おもしろいと思います。ですが、一つ問題が生じるんですよね。それは「ビジターとして来てくれた日本人に対し、どのように報いるか」という点です。

ビジターセッションは私や私の学生にとっては有益かもしれません。ですが、ビジターにはご足労願うわけです。わざわざ来てもらうわけですから、何かしらの謝礼が必要となります。しかしお金などそれほど出せません。もし、来てくれたビジターの日本人が「日本語教師を目指しているので現場を見ておきたい」とか、「現地の学生と話したい」とか何かしらそのビジターセッションへの参加を肯定的に捉えてくれればいいのですが、やはり謝礼なしで頼むのは気がひけます。

また先ほど「その大学に留学している日本人学生を連れてくることが多い」と書きましたが、その学生にとって私は大学の教員ですから、私が頼むと断りにくい、というのがあります。だから顔では「いいですよ~」なんて言っていても、「うわ、めんどくさ」と思っているかもしれないわけですよね。

謝礼をどうするか、相手はどう思っているか、そのようなことを考えるとなかなかビジターセッションというのも難しいわけです。

Win-Winのおしゃべりイベント

あとは、「韓国語を学んでいる日本のクラス」と協力する、ということも考えました。いわゆるランゲージ・エクスチェンジみたいなものです。ですが、やはりこれもセッティングが難しいし、煩雑です。

 

そこで浮かんだのがこのZOOMでのイベントでした。

日本語学習者は世界中にいます。韓国にいる学習者が「日本語で話す機会がない」なら、他の国にいる学習者も同じに違いありません。ではこの世界中の学習者をつなげてしまえば?それが最初の発想です。ポイントは2点あります。

①共通語である日本語を使わないと両者は会話ができない
②誰も犠牲になる必要がない

①これは「韓国人同士でグループを作って疑似会話練習をする」という「設定」から逃れることができるということです。例えばインドの日本語学習者と韓国の日本語学習者がコミュニケーションを取ろうと思ったら日本語を使うしかないわけです。これで「練習」が「本番」になります。

②これも従業な要素です。ビジターセッションの場合はビジターである日本人に「来てもらう」わけですが、ここでは「来てもらう」人がいません。みんなが「日本語で話したい」という共通のニーズをもって参加しているわけですから謝礼を払う必要もありませんし、誰かをねぎらう必要もありません。

これ完璧じゃないですか??

そういうことで始めたZOOMでの日本語おしゃべりイベントですが、なかなか大変なこともあります。それについては追々書いていきます~とりあえずこのエントリーはここまで。

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