■【2019年度】日本語専門家公募の過去問をやってみる(1/5)
問題6
語例 うとうと
形態的特徴 音を重ねる
表現上の効果 眠気をもよおす様を表す
語例 かちんこちん
形態的特徴 同系の音を重ねる
表現上の効果 かたくなっている様子を表す
【言い訳】これ、全然わかりませんでした。とりあえずオノマトペを書いてみましたが、問題の意図することもよくわかりません。↑の回答は本当にテキトーなんでこれでは点数はもらえないと思います。すみません。
問題7
どの言葉も「2つの腕で体の前で何かを持つ」という同じ意味があります。でも少し使い方が違います。「抱く」は「赤ちゃんを抱く」のようなときに使います。「抱える」は「かばんを抱える」というと、体の横で、一つの腕全体で持つ時にも使います。また「仕事を抱える」「借金を抱える」のように何か責任のあるものを持っているときにも使います。「抱く」は「夢を抱く」「不安を抱く」のように、モノではなくて、考えとか感情を持つ場合に使ったりします。
【言い訳】まあ、当たらずとも遠からず、といったところでしょうか。「責任」とか「感情」というワードがN3レベルという条件にひっかかるかどうかが難しいところですね。
問題8
①問題点 イ 正しい発音 J 学習者の発音 K
②問題点 ウ 正しい発音 N 学習者の発音 O
③問題点 ア 正しい発音 C 学習者の発音 B
④問題点 イ 正しい発音 L 学習者の発音 H
【付け足し】なんか複雑そうに見えますけど、結局2つの音の違いはなにかを特定すればいいだけです。
①「し」無声歯茎硬口蓋摩擦音 「ち」無声歯茎硬口蓋破擦音
②「が」有声軟口蓋破裂音 「か」無声軟口蓋破裂音
③「しょ」無声歯茎硬口蓋摩擦音 「そ」無声歯茎摩擦音
④「ら」歯茎はじき音 「な」歯茎鼻音
あり が とう ご ざい まし た
【付け足し】
2拍フットに関して、ネット上で得られる情報はこれ↓くらいでしょうか。
■キーワード解説 フット(日本語教師篠崎大司研究室)
↑で言及されていますように国際交流基金が出している「音声を教える」に詳しく書いてあります。この本は非常に良いと思います。音声に関してはこの本を読んでいればほぼ大体のことはカバーできると思います(試験対策だけではなく)。
■音声を教える(AMAZON)
問題9
①タスク
②アウトプット
③言いたいこと
④言えること
⑤言語形式
⑥フィードバック
⑦中間言語
【注意】おそらく①は正しいと思いますが、他の答えはよくわかりません。でも良い線は行っていると思います。③④あたりにはもっと適当な語があるかもしれません。
↓次に続きます。
■【2019年度】日本語専門家公募の過去問をやってみる(3/5)
ピンバック: 【2019年度】日本語専門家公募の過去問をやってみる(1/5) – さくまログ
ピンバック: 【2019年度】 日本語専門家公募の過去問をやってみる(3/5) – さくまログ
9ですが、
①タスク
②アウトプット
③言いたいこと
④言えること
⑤言語形式
⑥フィードバック
⑦中間言語
ではないかなぁと思いましたが、どうでしょうか?
はい、こちらもその通りだと思います。
元記事も差し替えておきました!!
ありがとうございます。