画面にペンで手書きできるWacom Intuos

投稿者: | 2021年7月26日

期せずして、WacomのIntuosという製品を手に入れました。

今日はこの製品について書いていきたいと思います。

何ができるか?

簡単に言うと「手元のパッド上に書いたものがPC上に写る」というものです。

日本語教育場面での一般的な使用に関して言いますと、

①オンライン授業をしている時に、共有しているスライドやPDF上にペンで文字を書き込む
②宿題として提出してもらったPDFなどに印刷しないで直接フィードバックを書き込む

というような使い方になろうかと思います。

↓は「いろどり」のPDFをKamiで開いたものですが、赤色の字はこの製品を使って書き込んだものです(字が汚くてすまない)。

もちろん、マウスを使っても同じことができますが、マウスで文字を書いたりするのは難しいですよね。それに比べればペンで手元で文字を書けるのは相当楽ですね。

長所

しかし、それって他の製品でも実現可能なことですよね?

タッチスクリーン機能があるPCやタブレットPCでも、スタイラスペンなどを使って同じことができます

ですから、iPadを駆使して授業をやっているみたいな人にとってはあんまり必要のない道具だとは思います。

しかし、授業をする上で使う長所としては、

手元で操作ができる

ということになると思います。

タッチスクリーンの端末に書き込む場合、少なくとも自分の手がそのスクリーンに届かない位置からは書き込むことができません(当たり前ですけど)。でも、この製品は普通に文字を書く時のように手元にパッドを置いて書き込むことができます。

まあ、要は、マウスがペンになったみたいなものですね。

短所

しかし短所もあります。手元で書いて、それがスクリーンに反映されるということは、手元を見ながら文字を書くことができないということでもあります。

というのは、ですね。↓の赤の線で囲んだ中に何か書けば、それがスクリーンに反映されます。この赤エリアの真ん中にペン先を持っていくと、スクリーン上のカーソルも真ん中に位置します。角のところにペン先を持っていくと、カーソルも角に行きます。つまりこの赤エリアがスクリーンの大きさに対応しているということなんですが、それはつまり表示される文字の大きさと実際に書く文字の大きさが異なるということになるわけです。

もちろん一般のマウス使用時と同じように、スクリーン上にはカーソルが表示されるわけですが、最初のうちはきれいに字を書くのに苦労すると思います(まあ慣れたら慣れるとは思いますが)。

一方でタッチスクリーンに直接書き込む場合には、ペン先&スクリーン(や背景)を同時に見ながら書けるので、普通に紙に書き込むときと同じですね。

その他

・Bluetoothで接続できるので楽。
・クロームブックの場合はドライバーのインストールが必要ない。
・有線でも接続できるので突然のバッテリー切れにも対応できそう。
・ペンにバッテリーがあるんじゃなくて、パッドにバッテリーが入っている。

まとめ

私がもらったものはSmallサイズです。私がパーの手を作って親指の先から小指の先くらいまでくらいの大きさになりますので、横が20センチくらい。一般的なマウスパッドと同じくらいの大きさでしょうか。それほど邪魔にはなりりませんね。

すごく役に立つ!というものでもありませんが、スクリーンに文字をペンで書き込みたいと思っている人にとってはiPadなどより遥かに安価ですし、いいかもしれませんね。

下のアマゾンのリンクで見ると、さらに細かいことがわかります。

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