最近職場で3日間の教師研修をおこないました。テーマは「運用力を向上させる授業活動とは?」みたいな感じだったんですけど、それだけやってると参加者も大変なんで、息抜きの講座を一つだけ私が担当することになりました。名付けて、
正しい表現か?
こういうところから話はスタートしています。実はこれ、実際にちょっと前に私が日本語学習者から受けた質問なんですよね。問題意識はここからスタート。
つまり、受け持ちの生徒から「どちらが正しいですか」とか「これは自然な日本語表現ですか」などと聞かれた時にどうするか、という話をしたということです。おそらく中国の先生たちはあまりこういう話を聞かないのではないかと思います。
↓のような私なりの方法を例を挙げて説明した後、
あまり参加者の方々が知らないであろうコーパスの話をした上で、以下の問題に取り組んでもらいました。
さすがに10分ではなかなか調べ上げきれなかったようですが、それは想定内です。私の持ち時間は1時間だけでしたので、「気になる人は、ビデオを上げとくから後で見といてね」と言って終了。
要は、コーパスの存在を知らしめ、どういう時に使うものなのかの導入をおこなったというわけです。
やっぱなんでも知っているってことが大事なんですよね。知っていれば後から調べられますから。おそらく私の講義がささった人は全体の20%くらいかな、と思いますが、クイズも交えて面白おかしく進めたので、まあ退屈はされなかったと思います。
もし興味がある方は↓にスライドをはっつけておきますのでご覧ください。ちなみに中にあるクイズは、ゆる言語学ラジオからアイディアをいただきました(というかパクリ)。
あと、「気になる人は、ビデオを上げとくから後で見といてね」と言ったビデオですが、それはここに貼り付けてあります。雑な調べ方ですが、コーパス初心者の方に「コーパスとは何か」がわかってもらえればそれでOKかなと思っています。ので細かいツッコミはなしでお願いします。