QRコード一つで資料配布〜自分専用のファイル配布システムを作ってみた〜

投稿者: | 2026年6月9日

対面セミナーで資料を配布するとき、みなさんはどうしていますか。

多くの方はGoogle DriveやDropboxなどを使っているのではないでしょうか。資料をアップロードし、そのURLをQRコード化してスライドに貼り付け、参加者にスマホでアクセスしてもらう方法でしょう。

もちろん、それで十分な場面も多いです。ただ、中国では少し事情が違います。

私が普段使い慣れているGoogleのサービスは使えませんし、中国国内のファイル共有サービスも、ログインが必要だったりすることがあります。

そこで、自分専用のシンプルなファイル配布システムを作ってみました。

仕組み

管理者はパスワード付きの管理画面から配布したいファイルをアップロードします。

サーバー上には常に最新のファイル1つだけが保存され、古いファイルは自動的に削除されます。

参加者は毎回同じQRコードを読み取るだけで、その時点で公開されている最新ファイルにアクセスできます。

QRコード(URL)が変わらない

これが一番気に入っている点です。普通は資料が変わるたびにURLが変わり、そのたびにQRコードを作り直す必要があります。しかし、このシステムではURLは常に同じです。

どういうこと?

実は、このシステムでは保存できるファイルは常に1つだけなのです。

例えば、明日のセミナーで使う資料Aをアップロードしたとします。参加者がQRコードを読み取ると、資料Aが開きます。翌日の別のセミナーでは資料Bを配布したいので、管理画面から資料Bをアップロードします。すると資料Aは自動的に削除され、同じQRコードを読み取っても今度は資料Bが開きます。

つまり、

「QRコードは固定、中身だけが入れ替わる」

という仕組みです。

使い方

①管理画面に入る 
パスワードは固定にしました。私だけが使うシステムですが、URLさえわかってしまうと誰でもファイルを差し替えることができてしまうので、万が一のためにパスワードをかけました。

②システム本体
これが全てです。QRコードはいつもこれだけ(この写真のQRコードはダミーです)

↑「ファイルを選択」して「アップロード」すると、このQRコード、URLからファイルがダウンロードできるようになります。本当にシンプルな作りです。セミナーが終われば「公開ファイルを削除」して終わりです。何もアップロードされていない場合は「ファイルがない」と出るだけです。

作業がシンプル

Google Driveなどを使う場合は、

という流れになります。

一方、このシステムなら、

  • 資料をアップロード
  • いつものQRコードをスライドに貼る

だけです。

一度QRコードを作ってしまえば、その後はずっと使い回せます。もちろん配布資料がGoogleスライドなどの場合はGoogleDriveを使って共有したほうが楽ですけどね。

中国では意外と便利

中国ではGoogl Driveが使えません。

もちろん代替サービスはありますが、ログインが必要だったり、参加者が操作に迷ったりすることがあります。このシステムなら、参加者はQRコードを読み取るだけです。余計な操作がなく、非常にシンプルです。

私のブログが中国政府によって除外されない限り使えます笑。

最後に

もちろん、このシステムが万人に必要だとは思いません。レンタルサーバーを持っていない方なら、既存のファイル共有サービスで十分でしょう。ただ、私のようにセミナーを頻繁に行い、自分のサーバーを持っている人にとっては、「QRコードを毎回作り直さなくていい」というだけでも十分価値があります。

とてもニッチなシステムですが、自分の運用にぴったり合ったものが作れたので、記念としてここに残しておこうと思います。

残念ながら、このシステムは私のサーバを利用しており、私以外には使えません。しかし今ならAIとのバイヴコーディングで、誰でも簡単に作れるはずです。

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