北京生活の記録①気候編

投稿者: | 2026年7月13日

私は中国の首都北京に2022年8月から2026年7月まで滞在し、日本語教育支援にあたりました。そこで自分が直接経験したことを土台にいろいろと記していきます。

仕事編と生活編に分けようかと思いましたが、仕事編となるとどこまでを書いていいのかなかなか難しいので、生活関連のことだけにとどめようと思います。つまり、単なる北京の生活を記すものなので、日本語教育とは関係ない人にも有用?な記述になると思います。

私の主観100パーセントです。そして、特に裏をとるようなことはしていません。もちろんわざと虚偽の記載をすることはありませんが、「結果的に事実と反する」ということにはなるかもしれませんので、そのあたりはご容赦ください。あまり文章の構造は気にせず、思いつくことをつらつらと書いていきます。

まずは北京の気候から。

雨が少なく乾燥している

北京は日本の大部分の地域と比べるとかなり雨が少ないと思います。夏場は少し降りますが、それでも全体的にはほとんど降らないと言えるでしょう。ですから中国に来てはじめの頃は、他地域に出張にいく時に傘を忘れる、ということが多かったような気がします。北京ではほとんど使いませんからね。

雨が少ないと言うことは乾燥しているということです。特に冬場はかなり乾燥します。これはある特定の人々にとっては嫌なことのようですが、私はこの乾燥した気候がとても気に入っていました。どうも清潔な感じがするんですよね。食べ物や部屋にカビも生えませんし。

最初の頃は冬場は加湿器なんかも使っていましたが、全然意味がないくらいなんですよね。もちろん超強力な加湿器を使えば違うのかもしれませんが、それだと夜寝る時はうるさすぎる。この辺は個人の選択だと思いますが、私は「加湿器のうるささ」、「加湿器の管理の大変さ」と「多少の潤い」を天秤にかけて、結局「寝る時は暖房を消す」という力技で冬を過ごしていました。寒いですが、乾燥は少し緩和される気がしました。

それと当たり前ですけど、洗濯物はよく乾きます。これは乾燥した空気による利点ですよね。特に冬場などは、家の中で干していても半日もあればからっからに乾く印象です。

長い夏と冬

これは世界的な現象かもしれませんが、北京も春・秋の時期が短い。暖かくなったと思ったらすぐ真夏並みの気温になりますし、涼しくなったと思ったらすぐにダウンコートが必要になります。なのでちょっと季節の変化があるとわかったらすぐに春物・秋物を着るようにしました。トレンチコートとか3回来て終わりみたいな感じなんで、もったいないというか。

夏の一番暑い時期は40度を超えました。北京では40度を超えても40度と発表する、みたいな噂もありましたが、とにかく夏は暑い。5月の中旬くらいには真夏並みの暑さになります。ただ、やはり乾燥していますので、ジメジメした暑さよりはだいぶましです。また、電気代などもそれほど高くないので、夏は「比較的」過ごし易い印象です。それを象徴するように、私は4年間北京に住みましたが、夏に日本に帰省することは一度もありませんでした。北京の方がはるかに楽だからです。

冬の寒い時期は零下10度を下回ります。雪はあまり降りませんが、たまに積もるくらい降る時もあります。寒いと言えば寒いですが、寒い地域の家は基本寒さ対策ができています。私の住んでいたアパートもセントラルヒーティングでしたが、部屋の中は普通に暖かい。外で働く人などは大変かもしれませんが、私のように基本室内で働く人にとってはあまり苦にならないでしょう。

ただ、息子がサッカーをやっていまして、冬の試合などの時は凍える寒さでした。やってる方は動き回ってるのでまだマシだとは思いますが、観戦する方はただ座ってるとか立ってるだけですからね。かなり厚手の服を着てもなかなか耐え難い寒さでした。特に手先や足先、または首元とかの保温が大事ですね。ちなみに日本ではヒートテックが冬の定番かと思いますが、これに匹敵する肌着などは中国では割と安価に購入することができます(肌着だけじゃないですけど)。

よくわからないんですけど、暖房のはじまる時期というのが行政によって決まっているようで、寒くなってきたなあと思ったら「何日から暖房が始まります」みたいな話がどこからともなく流れてきます。11月くらいから3月くらいまで暖房が入るわけですが、この「暖房が入る前」と「暖房が切れた後」が「北京で最も寒い時期である」というユーモアもあるようです。

思ったほどではない大気汚染

北京といえば、大気汚染というイメージを持っている方もいるかもしれません。ただ私の印象では思ったほどひどくない。春先の最もひどい時は空が真っ黄色になったりもしますが、そういった時期を除けばそこまでひどくないかなと思います。日本の方が全般的に空気がきれいなのは確かですけど。

また4月5月くらいには「柳絮(りゅうじょ)」と呼ばれる綿毛が飛び交います。初めて見た時は「雪か」と思ったほどなので風情のあるものかと思いきや、健康被害などもあるらしく、評判は悪い。政府もかなり気にしているようで、2026年5月に米国大統領が北京を訪問した際には「科学技術を使って柳絮を抑え込んだ」という話までありました。とにかく白い綿毛がふわふわと飛ぶのは北京の春の風物詩と言えるでしょう。

あ、あと、花粉は結構ひどいそうです。私は花粉症がないのであまり気にしていませんでしたが、かなり飛んでいるようです。花粉症のある人は3月あたりは注意が必要です。中国の人にも花粉症は多いようで、ゴーグルをつけて歩いている人などが散見されました。

強い日差し

緯度が高いからでしょうか。日差しが強い印象があります

そのため私はサングラスをよく使っていました。もちろん他の地域でもサングラスは使いますが、北京にいる時は冬でも使っていました。日本だとあまり冬に使うことはなかったと思いますね。

ただ、周りを見ているとそんなにサングラスを使っている人はいない。あまり根付いていないんでしょうかね。

まとめ

というわけで私の北京生活における気候に関する印象をつらつらと書いてきました。

個人的には北京の気候は大好きです。それは乾燥しているから、そして冷暖房がしっかりしていてコストが安いからだと思います。もちろん冷暖房がしっかりしているかどうかは住む家によって変わってくるとは思いますが、とにかく北京の気候は大好きです。

時々ですね、南の方に出張にいくことがあったんですが、例えば香港などにいくと雨が多くて空気が湿っているんですよね。私はそれがあまり好きじゃなくて、「早く北京に戻りたい」とよく思っていました。もちろん「香港は空気が潤ってるから好き」という人もいましたので、そればかりは好みによると思います。

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◾️北京生活の記録②交通編

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