北京生活の記録②交通編

投稿者: | 2026年7月16日

※この文章はあくまでも私の主観によるものです。裏を取ってるわけではないのでご注意ください。

◾️北京生活の記録①気候編

↑からの続き。経験に基づき北京での生活について書いていきます。今回は交通編。

地下鉄

北京の公共交通は非常に発達しています。その代表格が地下鉄でしょう。どのくらいあるか忘れましたが20近い路線が走っているのではないかと思います。現時点でもかなり発達していると思いますが、ますます路線は増えていくようです。私も毎日のように地下鉄に乗っていました。

料金は3元から7元くらい?で距離によって違いますが、まあ安価ですよね。30分くらい乗ったら5元程度かなという印象です。

私は10号線、12号線、14号線などを主に利用していましたが、10号線は環状線で主要エリアをぐるぐる回っているので一日中混んでいます。座れることはほとんどなかったですね。他は時間によってはガラガラということもあります。

10号線は混みますが、人を無理に車内に押し込んで乗せるほどではありません。ラッシュアワーの一番多いときは2分に一本ほど電車がくるので、乗れないと思ったらみんな次のやつに乗るんですね。1号線の場合2回パスしてやっと乗れたこともありますが、とにかくみんな無理をしない。

あと、日本ではバックパックを前向きにしたり、手に下げたりして乗るのがマナーみたいなのがあるかもしれませんが、それがない。みんな普通にバックパックを背負って乗っています。あと、車内で携帯用の椅子を広げて座っている人もいます。これは明示的に禁止されているんですが、それでも時々見ますね。

優先席は必ずありますが、あまり優先席という感じがしません。多分あんまり皆さん意識していないようで、普通に若い人が座っています。これは国の違いが出るなあとよく思ったものでした。健康な若者の場合・・・

日本→空きが十分にあるようなら優先席に座る
韓国→車内の状況がどうであれ優先席には絶対に座らない
中国→優先席とか気にせず座る

ような違いがあると私は思っています(違っていたらゴメン!)。別にこれは中国をディスっているわけではなく、そういうものであるということです。結構席取り合戦は熾烈で、仁義なき争いになることも。

ある時30代くらいの男性と50代くらいの女性が空席を一つ見つけお互いに座ろうとしたのですが、男性がタッチの差で早く席に座りました。女性は舌打ちをして別の場所に移動しましたが、女だろうが、年配だろうがあんまり関係ない潔さがあります(もちろん全部が全部そんなことばかりではなく、若輩の人が年配の人に席を譲っている場面を見たこともあります)。

バス

バスも便利です。地下に降りなくていいですし、地図アプリで調べればリアルタイムで自分の乗るバスがどのあたりまで来ているのかもわかります。私もよく乗りました。

前乗り、後ろ降りが基本で(あくまでも基本。後ろからでも乗れる。)、距離によって値段が変わるので、乗る時と降りる時、2回交通カードをタッチします。2018年に北京に来た時には現金で払った記憶がありますが、今回の滞在中現金で払うこともなかったし、そんな人を見たこともなかったです。

交通カードは物理カードもありますし、iPhoneだったらデジタルカードを使えますね(アンドロイドもあるのかそこはよくわからん)。あとはQRコードで乗る方法もあります。私はメインで使っていたスマホがNFC機能がなかったこともあり、物理カードを使っていました(主要な地下鉄駅では自販機がある)。AlipayのQRコードでも乗れたんですが、一々スマホを出してQRコードを出すのが面倒だったので、物理交通カードをもっぱら使っていました。ただ、周りを見ていると、物理カードを使っている人はあまりいませんね。

ちなみに物理カードは「退カード(返納)」をすると、残高とデポジット(20元だったかな?)を返してくれます。私も北京を離れる時は返納してきました(種類によっては返納できないのもある模様)。

バスは割と紳士的な運転をします。信号がない横断歩道でも歩行者がいると止まるように教育されているようです。

タクシー

配車アプリがかなり発達しています。もちろん流しのタクシーもありますが、手を上げて止めてる人を見たことはあまりありません(観光地くらいかな)。

アプリは群雄割拠の状況だと思いますが、私はDidiというのを主に使っていました。田舎の方に行けばあれですけど、日常生活で訪れる市内の地点だと、呼べば数分でやってきます。ほんと便利です。値段も安いですしね。

値段といえば最初の頃、私は安い車ばかり呼んでいましたが、そのうち「専車」というカテゴリーがあることに気づき、もっぱらそれを呼ぶようになりました。「専車」では比較的きれいめ、大きめな乗用車(5人乗りのセダンですが)がきます。また運転手のドレスコードがあったり、ペットボトルの水まで常備されています。その分料金は高めですが、安い車と比べても1.5倍くらいの差です。

安い車を呼ぶと、当たり外れが大きいんですよね。「専車」なら運転手の質、車の質が割と整っており、時々荒い運転の人もいますが、総じて快適な移動を実現できます。移動する時間が早くなるわけでもありませんが、安全や快適さを天秤にかけるとやはり「専車」一択ですね。

あと、「専車」のドライバーはあまり話しかけて来ないような気がします。もしかしたらそういう教育?がなされているのかもしれません(もちろんこちらが話しかけると話してくれますが)。

自転車、オートバイ

欠かすことができないのはシェアサイクルですね。北京の街には至る所に安価に乗れるシェアサイクルが止められています。一回2元?くらいですし、定期券などを買っても一月17元?乗り放題だったような気がします。ちょっとした移動には役に立ちます。北京は坂道があまりありませんから、自転車でもそんなに疲れません。気候の良い時にたまに自転車に乗ると気持ち良いですしね。

シェアオートバイも時々見ましたが、自転車ほどは数がないようです(私も登録しようと思ったことがあるんですが、外国人だからかうまくいきませんでした)。

電動オートバイに乗っている人は個人で所有している人が多い印象です。自転車よりは遠くに行けますし、あと子供が小さいと2人で自転車で移動というのが難しいからか、日本の人でも小さいお子さんがいる家の方はオートバイに乗っている印象です。

価格はピンキリみたいです。ある大きさ?を超えない限り免許証とかいらないみたいなんですが、その辺はよくわかりません。

街にはオートバイのライダーが溢れています。オートバイを日常の足にしている人もいるでしょうが、やはり配達要員の人々がたくさんいます。この人たちはいかに早く配達するかを考えていると思うので、運転も荒れ気味です。自転車に乗る時、歩いている時などは注意が必要です。

自家用車

私は自家用車はありませんでしたが、乗用車があればもっと日々の生活が楽しそうだなと思ったこともあります。やはり郊外に遊びに行くのは車が便利ですからね。

ただ、北京ではナンバープレートをとるのが難しいという話もよく聞きましたので、その辺は下調べが必要ですね。ちなみに国際免許証は使えないようなので、中国の免許証を取得する必要があります。日本の免許があれば比較的楽に取得できるようです(と聞いた覚えがある)。

私は中国にくる前に、自家用車を買おうかと一瞬だけ考えたことがあります。しかし、すぐに考えを改めました。「中国は広いから旅行するにもまずは飛行機や夜行列車に乗らないといけない」と思ったからです。片道数日かけて旅行にいくほど私は運転が好きじゃないですからね。

ただ、今考えると車があったらまた生活は変わっていただろうなとは思います。息子のサッカーの試合は毎週のようにありましたし、たまに遠征もあったりしました。また車があれば北京の郊外や近隣の河北省、内モンゴルなんかにも旅行に行ったのではないかなと思うのです。

私は運転はしていませんが、タクシーなどを乗って感じた印象としては、北京の人の運転はそれほど荒くはありません。韓国の釜山に比べれば全然楽なんじゃないかなと思います。少なくとも「ここで運転したら絶対事故るわ」と思うようなレベルでないのは確かです。・・・と言ってもあくまでも個人の感想ですよ。

最後に

北京の生活における交通面についてつらつらと書いてきました。

一つ注意点としては、北京は広いということです。地図アプリとかで見ると、縮尺の関係から「結構近そう」と思ってしまうんですが、ぱっと見目と鼻の先のところに行くのに30分かかるなんてことは珍しくありません。最初の頃はそういう感覚がなかなか直らなくて目測を誤ることも多かったです。初めて行くところなどはちゃんと地図アプリで所用時間などを調べておくと良いでしょう。

あとやはり特筆すべきは配車アプリの発達ですよね。日本にもあったらいいなあと帰省するたびに思ったりします。

↓に続きます。

◾️北京生活の記録③子女教育編

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