北京生活の記録⑤通信編

投稿者: | 2026年7月26日

◾️北京生活の記録①気候編
◾️北京生活の記録②交通編
◾️北京生活の記録③子女教育編
◾️北京生活の記録④お金編

今回はスマホやインターネットなど通信関連の話を書きます。

VPN

中国での滞在ではVPNは必須ですね。もし、あなたが中国に一生住む。日本や海外との関係は一切必要ありませんというのであればその限りではありませんが、多分そんな人はほとんどいないでしょう。

もちろん現地の生活ではWechatで連絡をとり、TencentMeetingで会議をし、Alipayを使って電車やバスに乗ったりするのでVPNがないと生活できないわけではありませんが、特に私のように数年で中国を離れることがわかっている人などは、日本やその他の西側諸国でトレンドになっているものをしっかりキャッチアップしておく必要がありますしね。

まあとにかくVPNが必要という前提で話をします。

VPNと検索するといろいろな会社のサービスが出てきますが、とにかく大事なのは、

中国に対応特化しているか

です。VPNというのは何も中国や共産圏の国だけで使うものではありません。私の場合は韓国やカンボジアに滞在している時も使っていました。そのままのIPだと受けられないサービスもありますし、セキュリティを強化する意味合いもあります。

私は中国に来る前は無料のものを主に使っていました。有名なのは筑波大学のVPNだと思いますが、以前はそれ事足りていた。ただ、中国ではこれでは全く歯が立ちませんでした。

2018年にも中国を訪れたことがあるんですが、その時は無料のVPNで乗りきろうとして痛い目に遭いました。全くつながらなかったということです。

というわけで今回の滞在では有料のものをしっかりと契約しました。

しかしですね、当初よく広告に出てくる海外系のVPNを二つくらい試したのですが、全くつながりませんでした。中国にも対応とか書いてる癖にまったくでした。だいたいこういう会社はお試し期間を設けているので特に損したわけではありませんでしたが。

結局、私が選んだのはかべネコVPNです。

◾️かべネコ ・KABENEKO

この会社は中国での利用に特化しているので安心です。中国事情に精通しているので、つながりにくそうな時期をアナウンスしてくれたり、その場合はこうせよという指示まであります。

なかなかつながらない時もありましたが、おそらくそういう時は他のVPNサービスでも同じなんじゃないかと思います(知らんけど)。それほど対応はきめ細かにやってくれる印象です。かつ、料金が安いのが助かります。私は1年ずつ契約していましたが、一月あたり500円くらいにしかならないのではないかと思います。

他に検討したVPNサービスとしては「UCSS」があります。いろいろな口コミを総合するとおそらく性能?としては素晴らしいもののようですが、料金が高めだったし、また使える量によって料金が決まっていて面倒だったので私は契約することはありませんでした。

とにかく、私はかべネコしか使ってないので他と比較することはできませんが、それほどストレスを感じることもありませんでしたし、良かったと思っています。ちなみにうちは家族4人全員かべネコにお世話になりました。一つの契約で家族4人が使って月500円でいけるなら、ほぼ無料みたいなもんじゃないかなと思います。

ちなみに、私も家のWI-FI自体をVPNにするということを考えなかったわけではありません。ただ私の知識不足でそれは断念しました。おそらくちゃんとした知識があれば、それほど難しいことではないと思います。今ならAIなどの力を借りれば私でもどうにか設定できるような気がしますが、まあもう過去の話ですのでね。

スマホ

HuaweiやXiaomiの国ですので、アンドロイドを使っている人が大半なのかと思いきや、iPhoneを使っている人も少なくありません。私は最初中国にきた時にはHuaweiを使っていましたが、途中で機器の具合が悪くなってXiaomiに変えました。

ただ、中国でスマホを買う場合は注意が必要です。普通にその辺や通販で買ってしまうと、それは中国版になってしまいます。ですので、別に中国版でいいならそれでいいですけど、将来的に海外で使うことを見越した場合には国際版、グローバル版を買うのがいいでしょう。私もXiaomiは中国の通販で買いましたけど、もちろんグローバル版を買いました。

グローバル版を買うのに別に難しい方法があるわけではありません。淘宝をはじめとするネットショッピングサイトで、お目当ての機種名とともに国際版という検索ワードを入れればいいだけです。中国版よりは取り扱っている店は少なくなりますが、中国も広いですのでどこかでヒットします。値段は中国版より高めになるのはしょうがないですね。

で、問題は中国版と国際版の違いですが・・・よくわかりません。それはご自身で検索してみてください。

ただ一つこんなエピソードがあります。私は当初Huawei(国際版)を使っていましたが、バッテリーを交換しようと北京にある正規のカスタマーセンターに赴きました。100元ほどでちゃちゃっと正規のバッテリーと交換してくれました。一方、私の知っているある人も同じような状況でXiaomiのサービスセンターに行ったのですが、その時は「国際版だから変えられない」と門前払いをされたそうです。

それが、会社の問題なのか、機種の問題なのか、たまたまそのバッテリーの在庫の問題なのかはわかりませんが、控えめにまとめておくと「国際版だと中国大陸ではサービスを受けられないこともありうる」ということですね。

一方、Apple系ですが、私は滞在中に中国でiPadを2台、iPhoneを1台買いました。

iPadに関しては普通にネット(京東)で買いました。朝決済したら午後には届けてくれたのでびっくりしましたが、特に中国だからといって購入に際し気をつけることはないような気がします。

一方iPhoneは注意が必要です。これを書いている今はiPhone17が最新版ですが、中国大陸で買うと物理SIMスロットしかありません。SIMカードは2枚入れられますが、とにかくeSIMには対応していないのです。なので私は、iPhone17eを買いましたが、香港まで行って買いました。香港では物理SIMは一枚だけ入れることができます。そしてもちろんeSimも使用可能です(もちろん香港まで行かなくてもアンドロイドと同じく通販で香港版を買えるとは思いますが、少し価格は高いでしょう。私は別件で香港に行く用事があったのでそのついでに買ってきただけです)。

他にも違いがあるかもしれませんが、とにかくスマホを買う時は細かいところまで調べたほうがいいということですね。

SIMカード

長期滞在する人は現地の電話番号をゲットすると思いますが、私は少し痛い目に遭いました。

最初何もわからず携帯ショップに行ったのですが、そこの店の人が「これが最安プランです」として勧めてきたのは128元のプランでした。一応「もっと安いのはないか」と確認しましたが、「これが最安」とのことでした。

それで私と妻と長男の分の契約をその場でしたのですが、後々いろいろな人に聞いてみるとこれがかなり高いプランであることがわかりました。いや、その店の人が言ってることが嘘だったわけではありません。確かに最安だったんですよ。ただ、それは「5Gプランの中で」でした。

ならいいじゃない?と思われる人もいるかもしれませんが、よくありません。なぜなら当時私が使っていたHuaweiは5Gに対応していなかったからです。妻のiPhone13がかろうじて対応していたのが救いでしたが。

最初に「契約縛りは2年」です。と言われていたので、この2年が過ぎるのを待って他の電話屋に行き、「とにかく安いのにしてくれ」といい契約を変えてもらいました。そしたらなんと月額29元ですよ。それで月々30GBのデータが使えます(4G通信にはなりますが)。

でも今考えると、その2年を待たずに変えることもできたんじゃないかと思います。というのは私の場合は(というか多くの中国の人は)料金がプリペイドなので、その番号にトップアップするのをやめて放置しておき、新たな電話番号を作るということをやっていたら良かったんじゃないかなと思うのです。または、電話屋に行ってそのことを相談していたとしたら他の方法もあったかもしれません。

ただ、やはり最初の頃は(中国語レベル的に)そういう話を電話屋の人とするのも難しかったですし、ちょっと料金を高めに払うだけのことで特に不便なことはなかったし、面倒で放置していました。あとね、電話会社のページを見ても、料金プランの設定ってよく出てないんですよ。調べてみても5Gプランの高いものしか出てこず、なかなかわかりにくいんですよね。一番いいのは店に行っておじさん(もしくはおばさんかお姉さんかお兄さん)に相談することです!

ちなみに私は中国移動という大手の一つを使っていました。他の会社は経験していないのでよくわかりません。

楽天モバイル

日本では楽天モバイルを契約していたんですが、それをそのまま継続して使いました。日本の番号はそもそも維持するつもりでいたのですが、この楽天モバイルは結構有用です(特に中国では)。普通に暮らしていたら、日常生活では楽天モバイルの出番はないんですけど、たまに役立つ場面があります。

楽天モバイルはデフォルトで2GB分海外で使用できるデータがあります(基本料金に含まれる)。この楽天モバイルのSIMを海外で活性化するとローミングになるので、VPNがなくても中国の規制を受けず、日本と同じようにインターネットにアクセスできます。これが役に立つんですね。例えば、VPNが繋がりにくいけど、どうしても何かの情報にアクセスしたい時など。

もちろん、こういうローミングは楽天じゃなくても他の会社でもいけると思いますが、普通の会社は海外使用分は別会計になると思うので、そのためにデータを買わなきゃいけないんじゃないかと思います(間違ってたらごめん)。そういう観点からは、楽天の場合はそのデータを使っても使わなくても基本料金(1000円強はどちらにしても毎月払っている)に変わりはありませんし、何も気にせずにローミングすることができるということになります。

ちなみに、私は香港に行くことが数回あったのですが、その時もこの楽天モバイルは役立ちました。普段使っている中国移動のSIMでローミングすることも可能ですが、その場合は同じ中国といえど、別料金を請求されて結構高かったような記憶があります。

最後に

というわけで、5回に渡って北京での暮らしについて書いてきました。あまり計画を立てずにテキトーに書いてきたので、それほど体系的には書けなかったと思いますが、これから北京で生活する人にとって何か役にたつ情報になったら幸いです。

もし、何か質問などありましたら、お気軽にコメント欄やXからコメントをください。

読んでくださりありがとうございました。

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