「むらログ」にこのような記事がありました。
自分も以前から音声入力にはとっても興味があったんですが 使ってみるとなかなか実用的じゃないんですよね。実際に使えるようになるにはまだまだ先かなと思っていました。
しかし、上の記事でもあるように、ある特定の音声入力ツールにおいては、もうすでに実用的な段階まで来ています。
親指シフト?音声入力?
私は大学で勤務しているので 夏と冬にまとまった休みがあります。まさに今冬休みなんですが、この冬休みは以前から親指シフトの練習に当てようと思っていました(ご存じない方は以下のリンクをお読みください)。
休みは2ヶ月ありますから毎日少しずつ練習すればおそらく親指シフトはマスターできるんじゃないかと思っていました。で、「やるぞ~」と思っていた矢先の音声入力記事です。
また「むらログ」で引用されている勝間氏のブログを覗いてみてびっくり。勝間氏はそもそも親指シフトで入力していたそうですが、その人が「音声入力による生産性の向上は、ざっくり「3倍」くらいのイメージ」とまで言っているのです。
■音声入力による生産性の向上は、ざっくり「3倍」くらいのイメージ
そうなると、もう親指シフトを練習している時間なんてありません。ということで、この冬休みは音声入力でまとまった文章を書けるように練習しようと方針を切り替えました。
すごい!VoiceIn!
音声入力ツールに関しては様々なものがあります。私は、家でも職場でもPCはWindowsを使っているので、まずはWindows に内蔵されている音声入力 のソフトを試してみました。が、これは全く使えません。話にもなりませんでした。
次に試してみたのは「むらログ」でも挙げられていたVoiceInというアプリです。私はインターネットブラウザは基本的にChromeを使っています。このVoiceInというアプリはChromeの拡張機能で、簡単に入れられます(って言うか Chrome 専用のアプリなんですかね?その辺はよく分かりません)。
これ、使ってみてびっくりしました。何これ??すごい!の一言。実は今、この文章はVoiceInを使って書いています。が、ほとんど誤変換などがありません。
最初マイクに向かって話すと、変な変換が入る時があるんですか 最後まで話すとその変換が変わったりします。おそらく文脈を考えて漢字を変換する機能が備わっているのでしょう。とにかく技術的なことはわかりませんが 実用的であることに間違いはありません。
「Chrome だけ」どうする?
しかしですね、このボイスインというアプリはChrome専用のアプリなんですよね。ということは Chrome の中でしか機能しないということになります。しかし論文などは Word などの ソフトに書き付けなければなりません。うーん困りました。
もしこのVoiceInを使って文章を書こうとすると、まずは Chrome の中のどこかで入力をして、そこに書かれた文章を後ほど Wordなり何なりに貼り付けるという作業が必要になります。非常にめんどくさいんですが その面倒くささを勘定に入れてもやはりこのVoiceInは捨てがたいものがあります。
で、私が今やっているのは ブラウザ上のメモ帳に音声入力をしてそれを他の媒体に貼り付けるというやり方です。使っているのはこれ。
ブラウザ上のメモ帳というのは今まで知らなかったのですが、これはなかなか素晴らしいです。特に面倒くさいことなしで、プライベートのメモ帳をブラウザ上に持つことができます。
このURLをブックマークに入れておいて、音声入力をするたびに開いてコピペをすればいいだけです。
とにかく今はこの方法でやっています。もっと楽な方法もあるのかもしれませんがまずは音声入力での入力がうまくできるようにコツを掴んでいきたいと思います。
先ほども言いましたがこの文章のほとんどは音声入力で書きました。「生産性は3倍」というのも納得できます。