証明写真はFree DPE

投稿者: | 2022年7月19日

ここ数ヶ月間、日本で過ごしています。もうそろそろ4ヶ月くらいになりますが、こんなに長い間日本に連続して滞在するのは2004年以来です。

この4ヶ月の間(仕事ではない)色々なことをしましたが、次なる派遣のための準備もそのうちの一つです。旅券を取ったり、ビザを取ったりとそんなことですね。

さて、久しぶりに日本に来てこまったのは、

証明写真をどうやって撮るか

でした。え?証明写真?そんなのその辺の写真館や自動撮影してくれる機械で撮ればいいじゃない?と思うかもしれません。まあその通りなんですが、とにかく私が思ったのは、

日本は証明写真代が高い!

ということでした。

とにかく高い

2枚だけ写真が必要、とかなら多少高くても知れているんですが、私の場合赴任地に家族を帯同しますので、その分必要な写真も多くなります。4月くらいには一人につき5枚ほどの写真が必要になりました。私と妻と子供2人ですので合計20枚程度になります。

まずはその辺にある機械で撮ろうかと考えました。安いやつでも一回あたり800円くらいでした。

でもですね、必要な枚数とサイズを計算すると、一人当たり3回撮らないといけないのです。

800円×3回×4人=9600円

まあ、値段は若干高いけども許容範囲だと思いました。しかし、ビザとか旅券とかに使う写真なので結構要求が高いかもしれない。しかも子供とか、うまく撮れるかしら?と思いました。で、次に考えたのが写真館。

一人当たり1800円と言われました。しかし、それは撮るだけの料金で、写真1枚現像するたびに400円とのことでした(すみません詳細は覚えてないので違うかもしれませんが、大体そのくらいです)。ということで、

一人当たり 1800円+400円×5=3800円
家族全員で 3800円×4人=15200円

証明写真だけで15000円!

渋々払いましたよ。まあそれでもプロが撮るから写真の仕上がりが綺麗、とかならまだ許せるんですが、もう素人に毛も生えてないツルッツルのアマチュアが撮ったような仕上がりなんです。しかも、ちゃんと縦何センチ×横何センチって指定しているのに、数ミリの誤差&顔が中央にないじゃない、っていう・・・おいおい、これ通過しなかったらどう責任とってくれるんだ!っていうレベルなんです。

まあそれでも結果的にその写真は通過しましたけどね。

追加で必要に

まあそんなこんなで写真のことは忘れていたんですけど、また新たに写真が必要になりました。

15000円の写真館では、撮影ファイルを保存しているから1年間は一枚400円でプリントできると言うので、子供の写真だけ2枚プリントしてもらいました。

で、出したんですが、その写真がリジェクトされたんですよね。その理由が

前髪が下りているからダメ

と言うことなんです。別に目にかかっているわけでもないんですけどね。公的機関ですから厳しいのでしょう。

とにかく2人の子どもだけ撮り直す必要が出てきました。どこで撮ろうか、色々考えました。流石に写真館には行きたくない。高いから。じゃあ機械かな〜どこに機械あるんだろうなんて思っていて色々検索して、素晴らしいものに出会いました。

FreeDPE

紆余曲折しながらもたどり着いたのが↓

FreeDPE

まあ使い方は見ていただくのが一番良いので割愛しますが、簡単に流れを説明しますと、

・スマホで自分で撮影
・写真の規格と背景を選択
・お金を払って透かしを解除&ネット上にアップロード
・コンビニで印刷

それだけ。

いやいや、そんなサービスは色々あるでしょ?証明写真用のアプリだってあるし。と思うかもしれませんが、とにかくクオリティが写真館レベルなんです。いや、規格とかもちゃんと厳密にやってくれるから素人に毛も生えてないくらいのツルッツルのバイトくんにやってもらうより正確です。

実際、プリントした後自分で測って見ましたが、ちゃんと相手側の要求する企画に合っているんです。顔の幅が何ミリで、余白が何ミリで、みたいなやつです。

あとですね、結局スマホで撮る時の問題点は、写真館や機械で撮る時のように背景真っ白とか薄い青にちゃんとできないってやつですよね。白い壁の前で撮っても影が入ったりします。でもこれはほんと綺麗に背景を抜けるのです。

パスポートの写真とかは背景抜きの処理をしてはいけないみたいな文言もありますが、いや15000円の写真館でも背景抜いてましたよ。その抜き方が自然であれば問題ないのかと思います(が、使用は自己責任でお願いします)。

で、気になる料金ですけど、最初に登録料500円660円(2024年4月現在値上がりしていますね)。そして印刷が1シート30円。激安じゃないですか?まあ必要な写真サイズとか枚数によっては数シート印刷しないといけなくなりますが、それでも安い。詳しくはWebページの説明をご覧ください。

もし、私が最初っから15000円の写真館じゃなくてここでやっていたら、おそらく1000円かかるかかからないかで家族全員の必要写真を揃えることができたはず(しかもそのファイルまでダウンロードできる)。もし最初からFree DPEを知っていたら、差額の1万いくらかを慈善団体にでも寄付できたのに〜と一人ほぞを噛みました。

もちろんそこでプリントした写真は、厳しい審査も通過しました。

まとめ

以上、お世話になった証明写真出力サービスFree DPEについて書きました。

調べてみると、同種のサービスは他にも存在するようです。つまりスマホで撮って、規格や背景を必要に応じて変えてくれて、コンビニで印刷するってやつです。

スマホアプリなんかでも可能かもしれませんが、私が一通り見た限りでは、アプリよりもこういったサービスの方がレベルが高いと感じました。まあ簡単なバイトの履歴書くらいならそういうアプリでもいいかもしれませんが、ビザや旅券などの場合はリジェクトされることもありますので、そう言う場合は私が紹介したようなサービスを使ってもいいかもしれません。

まあ、ちゃんとしたプロのカメラマンが運営するような写真館ならば、写真の質としてはきっとさらに良いものが撮れると思います。ですから就活とかだったら高いお金を払ってもちゃんとした店に行くのも良いかもしれません。

ただ、私のように「とりあえず規格などが通過すりゃあいい」ような写真の撮影には今回ご紹介したサービスが最も安価に撮れるのではないかと思いました。もし、もっと良いサービスなどがあれば、ぜひ教えてください。

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