とうとう買いました。
前からスマートウォッチには関心があったのですが、妻がノートパソコンを買うのに便乗してこっそり購入しました。だって売り場に行ったら「ノートPCとスマートウォッチ、2つ買ったら安くしてあげるよ」というんだから断らない手はありません。
数日使ってみてのレポートをしてみましょう。
できること
まずGalaxy Watch(ギャラクシーウォッチ)とはなんぞや!?ということですが、スマートウォッチの一つです。私の購入したギャラクシーウォッチでは概ね以下のようなことが可能です。
- 時刻の表示
- 電話やメッセージの送受信
- 音楽プレイヤーの操作
- 天気予報
- 健康、運動関連数値の取得
一応、ウォッチ単独でもWifiにつなぐことはできるんですが、つながってもあまりできることがありません。基本的には「スマホとブルートゥースで接続して」使うことが必要になります。スマホがないとあまり役に立ちません(この辺は後述します)。
ギャラクシーウォッチ
私が購入したのは何度も言っているように「Galaxy Watch」ですが、ご存知のように韓国のSamsungから出ている商品です。サムスンはこれまでにGalaxy Gearというシリーズも出していましたが、どうやらその後続ブランドのようです。サイズは46mm、42mmの二種類があります。
若干46mmの方が価格が高いですが、価格差はあまり重要ではありません。私はそもそもほとんど腕時計をつけて過ごした経験がないので小さい方がいいかな?と思ったんですが、バッテリーの差が大きいんですよ。大体1.7倍くらいの違いがあります。
考えに考えた挙げ句結局バッテリーの容量の大きい46㎜を購入しました。数日間つけていますが、大きさはそんなに気になりません。
普通に使っているとフル充電から「5日持つ」らしいのですが、それは「ただ」つけている場合の話であって、運動やその他の活動で積極的に使うと新品の時点でも2日に一回は充電が必要ではないかと思います。
ただ、私は寝るときはつけないのでその時に充電すれば42mmでも特に問題はなかったな、と思っています(スマホも毎晩寝る時に充電していますから)。
あ、充電はワイヤレスでおこなえます。↓こんな感じ。
一番の利点は…
利点は使い方によって変わると思いますが、私の場合はずばり言って、
スマホを見る回数が減る!
スマホに来る通知はすべてウォッチに表示されます(設定次第ですが)。通知が来るたびに振動します。通知が来たらすぐに手元でチェックできます。通話ももちろんできますし、メッセージやSNSへの返答もウォッチだけで完結します。
私は基本的にスマホはいつも自宅以外ではズボンのポケットに入れているんですが、歩いている時や他のことに集中しているときはバイブに気づかないことが多いです(自宅ではなおさら)。メッセージ系は気づかなくてもいいんですが、電話は逃すと、社会通念上こちらから掛け直さないといけません。それが面倒なんですよね。でもウォッチをしていると、「暇なのにみすみす電話を逃した」なんてことはありえません。
基本的に「通知の見逃しがない」んです。ということは不用意にスマホを見る時間がなくなるということです。
「え?それって重要?」と思った人いるでしょう?でもこれは非常に大切なことです。
以前、もう10年以上前になりますが、私はタバコを吸っていました。そしてある日思い立って禁煙をしました。禁煙を始めた当初一番強く感じたことは、
あれ?一日ってこんなに長かったっけ?
ということでした。タバコ一本吸うなんて大した時間じゃないですよね。それこそ数分です。でもこのタバコを吸う時間も一日単位で見ると相当長いんです。スマホ見るのもそれと同じです。
昔からの憧れ
あとはあれですよ。腕時計型の通信機器を使うというのは全日本人男子にとっては夢の一つです(そうか?と思う男性がいたら、きっとそれは昔の心を忘れているだけです)。
スーパー戦隊ものなんかで腕時計型の通信機器(変身アイテム)をつけていない戦隊はほとんどいないんじゃないでしょうか。
このウォッチを使うことによって、子供の時からの夢を実現できるのですね。
運動シーンでは…
あと、ジョギングなどの運動をやっている人にとっては非常に嬉しい機能がいくつかあります。
GPSも内蔵されているので、距離を勝手に測ってくれます。これはスマホがなくても可能です。心拍数もはかってくれますから、がっつりトレーニングしたい人にはたまりませんね。
またジョギングやウォーキングをするときに音楽を聞きながらする人も多いと思いますが、ウォッチ自体に音楽ファイルなどを保存することができます。ですからスマホがなくても運動に差し障りは出ないのです。
私もジョギングをしますが、ラジオやポッドキャストを聞くためにいつもスマホを腕に装着していました。それに比べるとウォッチは遥かに楽です。
またGPSの精度もかなり高いと思いました。まだ一度しか走っていませんが、いつものコースでほぼ誤差のない距離数が記録されました。
距離の記録などはグーグルフィットをはじめとした各種アプリで可能ですが、とにかくスマホを持ち運ばなくてもいいというのがもっとも大きな利点ですね。あと、走りながら腕にはりつけたスマホを操作するって結構たいへんですからね。
購入を決めた理由は…
ただし、もし運動シーンでの利用を一番に考えるのであれば、費用対効果という点ではこのGalaxyWatchはおすすめできません。もっと安いウォッチがごろごろしていますからね。シャオミーとか。
じゃあなぜ私はこれを買ったのか?といいますと、通話・メッセージ、通知、GPSがある中で考えた場合、このウォッチのデザインが一番かっこいいと思ったからです(ある程度の機能を備えたウォッチの場合、価格は大体似たようなものです)。
かっこいい、というのは人によって違うと思いますので、同意してくれなくても結構なんですが、デザイン性の点ではいろいろ見た中で一番だと思いました。それがこのウォッチの購入を決めた一番大きな理由です。
その他
あ、そうそう、一つだけ誤算がありました。
私は上で「電話やメッセージの送受信」ができると書きました。これはスマホから電話帳を引っ張ってくるので可能なんですが、Lineやカカオトークの場合はスマホと同じようには操作ができません。
返信のみできるのです。
例えばウォッチを装着中にLineでメッセージを受けました。通知がまず来ます。内容ももちろん見られます(写真は見られない)。そしてそれに対する返信はウォッチ上で可能です。ウォッチ内のキーボードを使ってもいいですし、音声入力も可能です。
ただし、返信し終わった後「あ、あのこと伝えるの忘れた」という場合、ウォッチからではできないのです。同じく、「あ、あの人に連絡しよう」と思い立ってもウォッチからではできません。返信のみが可能なのです(もちろん通話・SMSは可能)。
この辺は事前の情報だけではよくわからなかったです。
あと、↓は私がついさっき撮った写真ですが、もちろん時計ベルト?も豊富に売られています。私のこのベルトもデフォルト(黒のシリコン)のものではなく、購入したものです。この色も気に入っています。
というわけで、今回はGalaxyWatchの紹介でした。
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