海外在住で妻の配偶者ビザを取るまで②完

投稿者: | 2022年1月24日

海外在住で妻の配偶者ビザをとるまで①

↑からの続きです。

さて、前回は「在留資格認定証明書」が発行され、実家に郵送されてきたところまで書きました。その続きです。

在留資格認定証明書を在住国に郵送する

この後は、発行された証明書を今住んでいるカンボジアに送ってもらい、それを持ってカンボジアの日本大使館にビザ発給を受けに行く、というプロセスになります。

もう山は越した!と思っていたら結構一筋縄ではいきませんね

日本→カンボジアはEMSが止まっているということなので、結局「ヤマト運輸」の国際宅配サービスを利用することにしました。使ったことはないんですが、カンボジア在住の人がSNS経由でヤマトで宅配を送ってもらったというような報告をするのを何度か目にしていたので、それで送ることにしました。

調べてみるとヤマトのサービスセンターは私の実家の近くにあるので、いろいろと頭を使わなくてもこれでいいだろう、と思ったのでした。

結局12月30日に出してもらうことができました。↓通関完了まで7日ほどかかっていますが、年末年始だったせいでしょう。しかも料金も810円と安い

さて、その後の流れは↓です。前もって聞いていた通り、日本→中国→シンガポールと渡ってきました。割とここまでは順調で、1月8日にカンボジアinです。お、思ったより早いな、と思って配送をされるのを今か今かと待っていたのですが、↓の赤いところを見てください。8日にカンボジアに来たはずの書類が、11日にシンガポールに逆戻りしてます!

何それ!もしかして住所とか電話番号に不備があったから日本に戻されるのか!?

と不安に駆られ、とりあえずヤマトのサービスセンターに問い合わせてみると、「海外配送はUPSという会社に引き継いでいるので、そちらに聞いてみてほしい」とのこと。UPSっていうのは私は知らなかったんですが、アメリカの運送会社みたいですね。

とにかくヤマトで教えてもらった連絡先(日本の事務所)に電話を入れます。「カンボジアで荷物を待っているんですが、シンガポールに逆戻りしてしまったようです。どうしたもんでしょうか」と聞いてみると、

「カンボジアから戻ったように見えるけど、実際はシンガポールにまだあるようです」

との意味不明の回答でした。なら、紛らわしい書き方するなよ~と思ったけど、まあこちらとしては待つしかありませんからね。その人の言葉を信じるしかありません。

結局その後、12日にカンボジアに再度?届き、14日の朝にやっと、私の手元に書類が届きました

年末年始にあたったこともあり、結局15日かかってカンボジアにとどいたことになります。もしこれが普通の荷物とかならいいんですけど、替えの利かない大事な書類ですからね。万が一書類が事故で紛失にでもなろうもんならまた面倒なことになります。

大事な書類は金をかけてでもちゃんとした手段で送るべしという教訓を得ました。

ちょっと寄り道

そんなわけでやきもきしながら書類の到着を待っていたわけですけど、待ちながら思ったのは「なんと非効率なやり方なんだ」ということですね。

この在留資格認定証明書は、基本的に海外の在外公館に提出される書類です。ということは日本から海外に郵送されることが前提になっているわけです。まあ今がコロナ時代だからってのもありますが、そうじゃなくても郵送というのはリスクが伴いますし、国によってはそういうのが発達していないところもあります。そういうことを考えると、もう少しやり方を考えてもらいたいものだなと思いました。

ただ、日本政府の名誉のために言っておきますと、

・コロナ禍で郵送が難しい国や地域の場合は、在留資格認定証明書のコピー版の提出を認める(ただし入国後原本の提出が必要)。

という特別ルールもあるそうです(書類をカンボジアで受け取ってからこの情報に気づきました)。すみません、ソースは忘れましたが、どこかで見ました。

あと、「在留資格認定証明書」の発行から3か月以内に入国しないとその効力はなくなるというのが基本ルールみたいなんですが、

・2021年8月1日から2022年1月31日までに作成された在留資格認定証明書については、作成日から「6か月間」有効なものとみなします。

という特別ルールがあるそうです。これは在留資格認定証明書が郵送されてきたときに同封されていた書類に書いてありましたし、ネット上でも見たことがあります。

やっぱ、情報を収集するのって大事だなと思いました。というのはですね、私は申請時にはこの情報は知らなかったんです。で、私たちは入国予定が3月中旬なので、あまりにも早く申請してはならない、と思っていたんです。だって申請が通っても書類の発行が入国予定日の3か月以上前だと意味ないですから。

でもですね、それを見越したとしても、そもそも審査に何日かかるかもわからないわけですよ。私は申請から発行まで1か月と踏んでいまして、それで諸々余裕を見たり、最悪のケースを想定したりしつつ12月初旬の申請を決めたんです。早すぎる発給にも対応しつつ、遅くなると出てくる焦燥感も勘案して、ということですね。結果的に書類が出たのは12月24日ですから、我々の渡航予定日のギリギリ3か月以内に入るわけですけど、冷や冷やしたのは確かです(結局6か月有効なので、取りこし苦労でしたけど)。

あと、3か月の数え方ですよね。90日なのか、それとも?こういうのもはっきりと示した一次情報を参照しないといけませんね。

そういうことをいろいろ考えると、配偶者ビザの取得は…

変数が多すぎて非常に難しい

と言えるかと思います。もう少しどうにかならないのかな、と思いますね。日本政府の関係者の方々にはこの辺考えてもらいたいと思います。

現地大使館へのビザ申請

1月14日(金)に届いた在留資格認定証明書を手に、1月17日(月)にプノンペンの大使館に妻と共に向かいました。別に私は行かなくても良かったと思いますが、制度の全貌を知っているのは私ですし、何か不備を指摘されたりしたら困るので同行しました。

持って行ったものは以下です。

・在留資格認定証明書
・ビザ申請書
・写真(申請書にはるもの)
・妻の旅券

ビザ申請書は大使館にもあると思いますが、前もって記入&印刷をして持って行きました。だって、大使館に入るときにスマホを取り上げられますから、何か書かないといけないときにスマホの中の情報を参照することができませんので。

あと、注意が必要なのが写真です。4.5×4.5㎝という大きさなのです。これも前もって調べて&かつ大使館に電話して確認してあらかじめ撮っておきました。

ここまで用意周到に準備してもいざ大使館に行くと緊張するものです。書類を全部渡して待たされること10分。結局特に不備を指摘されることもなく、「来週の月曜日に来てください」と言われました。ほっとしました(5営業日かかるというのは事前の案内通りですね)。

最後に「取りに来るのは本人でなくても良いか?」と聞くと、「あなたは今日同行しているので、あなたなら取りに来てもよろしい」と言われて、名前と電話番号を記入させられました。とにかくこれで、取りに来るときは私でも妻でも問題はなさそうです。

いざビザ発給へ

申請から1週間後。14時から16時までに来なさいと書いてあったので、きっかりその時間に行きました。そして引換証を渡すと、

ザが発給されました。

ビザのイラスト

これで離散家族にならなくてよいと、ほっと胸をなでおろしました。しかもビザをもらいに行った時に対応してくれたのが、私の元同僚のラ〇ナーさんだったのも嬉しかったです。別に申請の時の職員がどうだったというわけではありませんが、今回はちょっとなごみました(大使館というのはいつ行っても緊張する)。

あと、サプライズ!?だったのは、用意していたビザ発給手数料が免除だったことです。もしやこれはラ〇ナーさんによる「お友達割引!?」と思ったのですが、もちろんそんなことはありません。聞いてみると、韓国国籍の人は免除ということで、おそらく日韓両国間で何か決まり事でもあるのでしょう。

ビザの手数料は115000リエル(≒3200円)なので、これが免除って結構嬉しいですよね。ちなみにカンボジアではアメリカ・ドルが普通に流通していて日常生活でも普通に使うんですけど、大使館での支払いはカンボジア・リエルしかだめなんですよね。だから今回も家中のリエルをかき集めて持って行ったんですけど、その必要はなかったわけです。

※一つ疑問なのが、ビザの有効期限です。私の妻の場合「1月19日から4月19日まで有効」と書かれているんですが、在留資格認定証明書の有効期限とビザの有効期限が異なるんですよね。在留資格認定証明書には発行から3か月以内に入国しないといけないと書かれているんですが、そうなると妻の場合、(在留資格認定証明書の取得から)3か月が訪れる時期は3月24日なんですよ。まあ、今は特例で6か月間は在留資格認定証明書が有効みたいなんですけど、その特例がない場合、3月25日から4月19日までは入国できるのかよくわかりません。私たちの入国予定日はその前なので問題はないですが、知っている人がいれば教えてください。

入国時には戸籍謄本の提示は求められない

さて、晴れてビザを手に入れたわけですけど、もう一つ私には懸念がありました。それは配偶者ビザを持っていても入国時に戸籍謄本の提示を求められることがあるという点です。実際にそういう報告を多方面から聞いていました。

でもですね、おそらくこれは特段の事情的な短期の訪問ビザを配偶者がとった場合なんじゃないかと私は睨んでいました。でもネットで調べてもはっきりとした回答が得られませんでした。もしそれが居住用の配偶者ビザにも適用されるとしたら、また実家の母に言って戸籍謄本をとってもらい、それを郵送してもらわなければなりません(一部情報では、複写版やスマホの写真でも可とのこと)。

その辺慎重を期したい私は、直接聞いてみることにしました。「出入国在留管理庁 外国人在留総合インフォメーションセンター」 info-tokyo@i.moj.go.jp です。ここにメールを送ってみました。

私の質問は以下です。

そして、そのメール送信の6日後、返ってきたメールがこれ↓。

はっきりと、「在留資格認定証明書交付申請による入国の場合 (中略) 戸籍謄本等の婚姻を証明する書類のご提示は必要ありません」と書いてあります。これで高齢の母に戸籍謄本の取得から郵送までをお願いをする必要がなくなりました。良かった。

私の推測通り、戸籍謄本などが必要になるのは「短期の訪問ビザを配偶者資格で特段の事情的に取った場合」のようですね。まあ、常識的にはそれもそうです。だって妻のとったビザには「日本人の配偶者または子」とはっきりと書かれているわけですから。短期のビザにはそれが書かれていないのかもしれませんね(わかりません)。

まとめ

というわけで、この2回に渡る記録はここまでです。ビザ取得に至るまでの過程を簡単にまとめてみます。

12月01日 提出書類を実家に向けて送付
12月03日 書類が実家に到着

12月08日 母が書類を出入国管理庁に提出
12月25日 実家に在留資格認定証明書が届く
12月30日 カンボジアに向けて在留資格認定証明書を送付
01月14日 在留資格認定証明書がカンボジアに届く
01月17日 カンボジア大使館にビザ申請
01月24日 ビザ発給

というわけで、2か月弱ですね(書類を書くのもかなり時間がかかりますし)。①でも書きましたが、最初私の場合提出書類に不備がありました。また、在留資格認定証明書が発行された後その送付に時間のかかる手段をとってしまいました。そのあたりは短縮の余地がありますが、やはり最短でも1か月は見ておかないとダメかな、と思います。

1か月は、日本側の協力者が最大限に協力的な場合ですね。そうでない場合はやはり2か月くらいは余裕があればいいかなと思います。ただ、↑の過程の中で「何日で在留資格認定証明書が発行されるか」は完全にあちらさん次第ですので、なんとも言えません。私は書類不備があったうえで発行まで17日かかったわけですが、これが早いのか遅いのかは知る由もありません。

以上、2回にわたり配偶者ビザ取得の過程を書いてきました。いろいろなケースがあるので、全ての場合において私のようになるかはわかりませんが、少しでもみなさんの参考になれば幸いです。また数年後の自分の参考にもなるでしょう。

ごきげんよう~

海外在住で妻の配偶者ビザをとるまで①

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