オンライン勉強会で話題提供してきました~「教えない教え方」

投稿者: | 2018年10月29日

月一でオンライン勉強会が開かれる「オンライン日本語教師学び場」。今見たらメンバーが267名になってました。すごい!

オンライン日本語教師学び場

先日ここの10月の企画で「話題提供者」を務めてきました。タイトルは「古くて新しい!?教えない教え方」です。

ちょっと前にこの「教えない教え方」の考えが述べられている「いちばんやさしい日本語教育入門」のレビューを書いたんですが、それが勉強会の主催者の目に止まったのがきっかけです。

【レビュー】『いちばんやさしい 日本語教育入門』

割と盛況でした!

時間が金曜の21時からということもあり、極端に参加者が少なかったら嫌だな~と思っていましたが、心配は杞憂に終わりました。私が見たところ最大38名の人が参加していたようで、私のような無名の人間が登壇した割にはそこそこ盛況だったのではないかと思います(そもそも「教えない教え方」というテーマ自体が興味をそそるものであったというのも大きいかと)。

この38人という数字が多いか少ないかという点では意見が分かれるかも知れませんが、私が韓国の学会なんかで発表しても、たいてい聴衆は一桁です。ひどいときは、発表者(私)と指定討論者と司会の3名しかいない、なんて時もあります。

そういう観点からすると、38名の参加は非常に多いといえるのではないでしょうかね。

観点が2つ&教えない教え方

とりあえず、実際の勉強会で使ったスライドをここに共有しておきます。スライドの中に「リンク」という箇所がありますが、ここをクリック(タップ)するとその資料的なものに飛べるようになっています。

「教えない教え方」は、その基本的な理念とか、考え方っていうのは特に難しくはないんですが、「じゃあ、私の授業で明日からどのように導入すればいいの?」となるとなかなか難しいんですよね。また勉強会で討論しようにも、ちょっと範囲が広すぎる…そして論点が曖昧になってしまうんじゃないか、いうのがありました。

そこで、事前に主催者側と話をして、まずは具体的な2点について話をすることにしました。それが「機械的な練習は無意味!?」というのと「一斉授業ではダメ!?」という2点です。

「機械的な練習」の代わりに「意味のあるタスク」を導入し、「一斉授業」の代わりに「自律学習型の授業」を導入することを軽く提案し、それぞれグループで話し合ってもらいました。

そうやって、ウォーミングアップをした後で、「教えない教え方」ってどうよ??やれそう??そういう流れにしました。

主流じゃない考え方は提示できたが・・・

いろいろ話が出たみたいですが、「機関としてやり方が決まっているからなかなかそういうのを導入するのは難しい」というのが多くの人の反応でした。

また当然ですが、日本語教育の現場というのは多岐に渡るので、その多岐に渡る人々が同じテーマで話をしても、立場や状況が違うので議論にならない、というような場面も散見されました。

実は私はこのテーマで準備を進めている中で、「こんな当たり前のことを発表しても意味ないんじゃないだろうか?嘲笑の対象になるんじゃないだろうか?」とまで一瞬思ったりしました。

しかし、私の話したことが「当たり前すぎる」と思っている人も当然いたでしょうが、「そんなこと考えたこともなかった」という立場の人々も少なくなかったようです。そういった意味では、このやり方が明日から現場で使えるかどうかは別として、参加者の方々に何らかの意味づけを提供できたのではないかと思っています。

オンラインで話すのは結構難しい!

しかし、やはり緊張しましたね。ZOOMで話すのは慣れているんですが、自分が登壇して一方的に話すというスタイルは初めてでした。

スライドを共有したら、なぜか他の参加者の人々の顔が見えなくなってしまったのもありますし、私以外の参加者はみんなミュートにしていたので参加者の反応が全くわからない中で黙々としゃべり続けました。これはけっこうきついです。

それでも、まあ、特にトラブルもなく終わったのでほっと胸をなでおろしています。今後はこういう機会も増えると思いますし、慣れる必要がありますね。

そういえば今回は私の同僚も何人か参加してくれましたが、そのうちの一人は「すごく緊張した」と言っていました。慣れでしょうね、やっぱり。

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