カンボジアで日本語教育に携わった時の記録~生活編~

投稿者: | 2022年4月25日

カンボジアで日本語教育に携わった時の記録~仕事編~

↑からの続きです。今度は仕事は離れて生活面についてレポートしていきます。

私がカンボジアの首都プノンペンに滞在したのは、2019年3月から2022年3月です。そこで自分が直接経験したことを土台にいろいろと記していきます。

ですから当然私の主観100パーセントです。そして、特に裏をとるようなことはしていません。もちろんわざと虚偽の記載をすることはありませんが、「結果的に事実と反する」ということにはなるかもしれませんので、そのあたりはご容赦ください。あまり文章の構造は気にせず、思いつくことをつらつらと書いていきます。

気候

1年を通じてとにかく暑かったです。12月1月くらいには一時期涼しくなりましたが、その時以外はいつも暑かったです。おそらく1月の涼しい時を除けば、毎日最高気温は30度を超えると思います。一番暑い時期は35度も超えますね。

ほんとに暑いときはエアコンをつければしのげます。でも、問題は寝るときでしたね。エアコンや扇風機をつけて寝ると、朝方寒いし、かといって消すと暑いし。。。まあそれは日本の夏でもそうですけど、私はカンボジアにいる間は快適な眠りはできなかったような気がします。

あと、結構電気代が高いってのも聞きました。たしか私の住んでいたアパートでは1kWhあたり0.25米ドルでしたかね。安くはないみたいです。私はエアコンはあんまりつけない方でしたけど、一日中つけている人はかなりの請求額が来たそうです。

物価

これは一概には言えないと思いますが、どうでしょうね。よく言われるのが

ローカルな生活をすると安い

ということですね。つまり地元の人が行くような店に行けば安いけど、イオンモールに行ったり、外国人向けの店に行くと高いってことですね。

確かに、私が足しげく通っていた屋台では、朝ご飯のバイサーチュルク(豚肉のせご飯?)1.25米ドルでスープと漬物までついてきます。おなかいっぱいです。昼ご飯は「高い」と言われる職場の食堂でも2~2.5ドルで食べられました。

あとやはり人件費が安いからか、タクシーとかを借り切っても安いですね。家族旅行でプノンペンからシハヌークビルまで(230キロくらい・6時間くらい?)行ったとき、確か込み込みで60ドルでした(あちらの言い値です)。

ホテルなどもブティックホテルなんかは20~30ドルで結構キレイ目なとこに泊まれたりしますね。あと日本なら2万円以上クラスになるかな、というところでも100ドルくらい出せば泊まれる印象です。

日系の飲食店では昼ご飯を食べるとなると5~10ドルくらいでしょうか。

SIMは1週間1ドルでストレスなく使えました。データ量がどのくらいかわかりませんが、家にWifiがありましたので、それで十分なデータ量でした。4ドル5ドルでひと月の電話代がまかなえるのは安いですよね。

まあ、物価の感じ方は暮らし方によって異なるが、総じて日本よりは安いといえると思います。

お金

カンボジアでは米ドルが通用します。このあたりが渡航前はよく理解できなかったんですが、ローカルの単位であるリエルももちろん使えるし、米ドルも使えます。

交換レートは4000リエル≒1米ドルというのが大体のところですが、あるところでは4100リエルになったりしますね。あと、ドルとリエルを交えて払う場合なかなか難しかったりしますが、まああちらさんの言う通りにやればそんなに得も損もしないでしょう(計算を大幅に間違われることはしばしばある)。

決済方法は現金が多いですが、近年はQRコード決済も広まっています。圧倒的なシェアはABA銀行ですね。財布を持たなくても外出できる感じです。クレカが使える店もありますが、それだけ信じて外出するのは難しいので、常に現金を持っていました。今後どう変わってくるでしょうか。

「チップは不要」と言われますが、私は結構払っていましたね。トゥクトゥクとか、タクシーは大体いつも払っていました。まあ、払わなくても何も言われません。あと西洋人がたくさん訪れるようなホテルでは払っていました。

交通

市内の移動はGrabを通じてのトゥクトゥクがメインでした。便利なところに住んでいたので、呼べばすぐきますし、それほどトラブルもありませんでした。近いところは1ドル、ちょっと遠いところでも5ドルくらいでした。私の場合職場まで片道2ドル(5キロほど)ですね。

市内バスも走っていて何度か利用したことがありますが、乗り換えをすることが念頭に置かれていないようなシステムということもあり、私にとっては便利とは言えませんでした。ただエアコンも利いていて、料金も安い(1500リエル≒0.375ドル)し、事故にあっても被害を被る可能性は低いので、利点はあると思います。

公共交通機関があまり発達していないので、最初のころは不便を感じたこともあったんですが、慣れてくればトゥクトゥクでのドアトゥードアの移動は楽チンだな~と思いました。ただですね、もしかすると女性の方はその利用にストレスを感じることはあるかもしれません。知らない男(女性のドライバーもいますが)の車に乗るわけですから。

そんなこともあってか、駐在の日本人の人なんかは車とドライバーを雇っている人も少なくありませんでした。子供の送り迎えとかもある場合、安心ですからね。

あと、オートバイや車を購入(レンタル)して自分で移動する方法もあります。コストだけ考えればオートバイを自分で運転するのが最も安いでしょう。でも事故の話はよく聞きますので注意が必要ですね。

車の購入も考えたことがありますが、関税が高いからなのかすんごく高いんですよね、車。私は運転もあまり好きじゃないので3秒で考えるのをやめました。

プノンペン市内の渋滞はひどいですが、慣れれば慣れます。バングラデシュのダッカ?にいた同僚によりますと、ダッカよりははるかにマシだそうです(笑)。

これも一概に言えませんが、生活に必要なものは一通り揃うと思います。イオンモールとかもありますしね。

ただ困ったのが「子供の服」「学用品」でした。

服は、どこでも売っているんですが、小学校高学年の長男に合うサイズつまり、150とか160の服を見つけるのが困難でした。ファストファッションの類ではZandoという店があって低価格でなんでも買えますが、そのサイズがないんですよね。私がカンボジアを離れるころにH&Mが入ってきたので、今ではそこで買えるかもしれません。

あと学用品。子供たちは日本人学校に通っていたんですが、「微妙なもの」がそろわなかったりします。イオンモールには日本のノートとかも売っていますが、「〇マス」のもの「〇行」のものと指定されたものがたまたま品切れだったりして面倒だった覚えがあります。

あと、私は趣味がショッピングと公言するくらいの買い物好きなのですが、それはカンボジア滞在中の3年間は封印されていました(笑)生活に最低限必要なものは何でもそろいますが、ピンポイントでほしいものはやはり手に入りにくいです。

いや、手に入るとは思いますが、私がそういった情報にアクセスできなかったんだと思います。ただ、慣れてくるにしたがって、わかったことは、結構Facebookで買えるということでした。

例えば2019年当初はオキュラスクエスト(VRゴーグル)はカンボジアでは買えない、とあきらめていましたが、2021年には手に入れることができました。Facebookで関連がありそうな業者にしらみつぶしでメッセージを送るだけです。「ドゥーユーハブオキュラス?」と送って大体返事は「No have(カンボジア英語?)」なんですけど、一つでも「We have」とあればあとは価格を聞いて住所をいうと、ドライバーを回してくれますからね。考えようによってはかなり簡単です。

まあ、そういう知恵がついたのも滞在から時がたって、いろいろわかってきてからですね。

そう、これはカンボジアだけに限らず海外アルアルだと思うんですが、例えば現地滞在者に聞くと「それはこっちでも売ってるから持ってこなくてもいいよ」と言われるんですが、行ってすぐだと「どこに行けば買えるのかわからない」ということがよくあります。

市場

地元の市場って最初はハードル高いですよね。

私も最初はあまり行きませんでしたが、イオンモールやスーパーマーケットに限界を感じるようになってからは市場に行き始めました。たまたまうちの近くに小規模の市場があって、ほとんどそこで野菜と果物を買いました。

やっぱ安いですよね。あと、私が市場に足しげく通うようになったのは、「そんなにふっかけられることがない」とわかるようになってからですかね。

私はカンボジア滞在中、「ぼられる」ということがあまりなかったような気がします。「いや、うまいことぼられることはあるだろうし、その場合本人が気づかないのではないか?君、絶対ぼられてるよ」という意見もあろうことかと思いますが、結局「本人が気づかないぼられ方なら問題ない」というのが私の見解です。

私はカンボジアでは「お金の支払いで気分が悪くなった」ことは一度もないんですよ。事実上ぼられていたとしても、私の気分が悪くならなければ問題はありません。

言葉がある程度わかるようになると、市場もおもしろいものです。

余談ですが、私と妻が興じたのはセントラルマーケットでの掘り出し物探しでした。セントラルマーケットは観光客もたくさん訪れる市場ですが、そこに服屋や靴屋が軒を連ねています。聞くところによると香港や韓国からの中古品が多いみたいですが、ときどきすんごい掘り出し物があったりするんですね。

程度の良いブランド品が10ドルとかで売っていたりするので、暇なときに妻と二人で物をあさっていました(笑)結局はそんなに買わなかったんですが、おもしろかったです。

治安

よく聞かれることですが、私はいつも「軽犯罪は多い」と答えていました。

スリとかひったくりとか結構あるみたいなんですよね。実際私の知り合いも被害にあっていました。スマホとか鞄とかを二人乗りのオートバイがかすめ取っていく、というやつですかね。

私は慎重な方なので、妻には口を酸っぱくして「路上ではスマホを出すな、外を歩くときは必ずリュックタイプのものにしろ」と言っていました。それで数回喧嘩をしましたが(笑)、その甲斐あってか、盗難にあったり犯罪に遭うことは一度もありませんでした。

街の雰囲気としては、そんなに危ない感じはしません。路地に入って「金を出せ」と言われるような雰囲気もあんまりありません(割と中心の方に住んでいたからでしょうか)。でも、時々聞きますから、夜道などは注意した方がいいのかなと思います。

あ、そうそう、一度妻と早朝に散歩をしているとき、すごい光景を目にしました。

どうやらオートバイの二人組が何かを盗んだんですね。二人組は必死に逃げようとオートバイを走らすんですが、誰かがものを投げて、それにぶつかったオートバイが転倒。二人組はオートバイを捨てて逃走を試みます。その後ろを、男たち数人がすんごいスピードで走って追いかけます。追いついたところで一人のおじさんが二人組に飛び蹴りを食らわせます。後ろから来た別のおじさんは自分がつけてるベルトを引き抜いてそれで二人組を殴る。倒れた二人組を数人で殴る蹴る…ちょっとかわいそうになってきました。

私と妻はその一部始終を近くでたまたま目撃しました。カンボジアでは犯罪者は市民の手で私刑(リンチ)に処せられると話では聞いていましたが、ほんとにそうなんだとわかった出来事でした。

…とまあ、そういうことです。3年しか住んでいなかったのにそういう光景を目撃するくらいですから、スリやひったくりみたいな軽犯罪は多いというのは確かなようです。

あとはイオンモールで「賭博詐欺」の人に声をかけられたこともあります。とにかく知らない人にはついていかないようにしましょう。

これはほんと、人によって意見が分かれるところだと思いますが、私なりの見解を書いておきます。もちろん人は一人ひとり違いますが、国民性というのもあると思います。

私はカンボジア人は温和でソフトな人が多いと思います。もちろん愛想のない人や、不機嫌な人もいますが、総じての印象は「ニコニコしている」感じです。

ただ、どこの国でもそうかもしれませんが、外国人相手の商売をしている人には2タイプありますね。

・フレンドリーなタイプ
・冷めたタイプ

日常生活では職場の人も含めてフレンドリーなタイプと会うことが多かったのですが、店などでは冷めたタイプが一定数存在します。それは「外国人には媚びないぞ」という心意気なのか、英語が流暢でない東洋人を見下しているのか、その辺はわかりません。

でもローカルな店ではそういう冷めた対応をされることが少ない一方、海外系のスーパーや店ではそのような対応がしばしばあったような気がします。まあ別にいいんですけど。

ただ、大きな声では言えませんが、私がその前に住んでいたK国に比べると、知らない人に対する対応はカンボジアの方が明らかにソフトだと思います(笑)。

余談ですが、海外に行くと日本ではなかなか味わえない「塩対応」をされることがしばしばあります(日本でも時々ありますけど)。そんな時にこちらも「塩対応返し」をするのもありかもしれませんが、そんなときほどこちらは満面の笑みを返すとか、謝意を丁寧に伝えるとかした方が、自分の気持ちがよくなります。あと、塩対応をした人も、それによって笑みを返してくれたり、対応を変えてくれる時があります。私はそれに気づくまでに結構時間がかかりました(笑)

医療

幸いなことに、私たちは滞在中大きな病気やケガに見舞われることがありませんでしたが、病院を一度も訪れなかったわけではありません。

プノンペンには日系のクリニックや病院があるので結構楽でした。日本語で普通に通じるんですから。

あと、日系の病院で健康診断を受けたこともあります。検査は全部英語でカンボジア人スタッフによる案内でしたが、予約や診療は日本語でできましたので、それも楽でしたね。

ただ、そういった病院も含めて、カンボジアでは大きな手術などはできないといわれています。カンボジアの人も、外国人も近隣国に行って手術を受けたりするそうです。コロナの状況下では往来もなかなか難しいので、大変だった人もいるかもしれません。

全般的に医療がそれほど発達しているわけではないので、そのあたり注意が必要かもしれません。風邪くらいだったらいいんですけどね。

食事

プノンペンでは世界各国の料理を楽しむことができます

ほんといろいろな国の料理やがあります。もちろん日本の料理もあります。おいしいところもいくつもあります。もちろんカンボジアの料理もおいしいところがたくさんあります。

ですので、プノンペンに住んでいる人はそれほど食べ物に困らないのではないでしょうか。

私が一つ不満?だったのは、スーパーに行ってもそれほど魚がないことですね。まあそれは日本と比べたらしかたがないですけど、海の新鮮な魚がそんなにないのは確かだと思います。

外食が好きな人にとっては、いろいろなものが楽しめておもしろいところだと思います。

あと、酒が安い。生ビールなんか、店によってはジョッキで0.5ドルとかで出しているところもあります。酒税が安いんでしょうね。お酒が好きな人にとっては良いところだと思います。

さいごに

ほんとテキトーに書き連ねたので、肝心なことを書いていないかもしれません。もしコメント欄に書いてくだされば、それもまた追記しますので、カンボジアやプノンペンに興味のある方はぜひ、コメントをください。

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