以前韓国の大学で教養日本語みたいな授業を担当していて、その授業ではゲームとかクイズばっかりやっていました。ゲームやクイズを通して、日本語に親しんでもらうみたいな感じです。
何年もの間ずっと同じ授業をやっていたので、ゲームやクイズも少しずつ完成度が上がってきて、中には殿堂入りの鉄板ゲーム、鉄板クイズなどというのもできました。
その中で、最初のリリースからほとんど形の変わらなかったゲームを一つ紹介いたします。最初から完成度が高かったということですね。すごくシンプルで誰でも思いつくものですけどね。
着用関連の語彙
言葉で言うより、そのスライドの一部を見てもらえればよく分かると思います。
ある学生にA~Hまで任意に選んでもらい、他の学生たちはその学生が何を選んだかを当てるゲームです。
もちろん当てずっぽうに「Aですか」と聞くのではなくて、「帽子をかぶっていますか」「スカートをはいていますか」などのような質問をしつつ答えを当てていくというゲームです。
ポイントは、秩序をしっかりと定めることです。質問する順番や、答えがわかった時にもすぐに答えられないようなやり方でやりました。
これは、面白いし、練習にもなるしとても良かったと思います。
この部分って結構覚えることがあるんですよね。アイテム名、そのアイテム名に合わせた動詞(帽子なら「かぶる」、靴なら「はく」とか)。
今考えるともう少し色々な様子を入れてもいいかもしれませんね。色とか、背が高いとか、髪が長いとか。ただ、私が担当したのは海外の大学の教養の日本語の授業(つまり学習モチベーションも、能力もそんなに高くない)なので、ポイントをかなり絞りました。
※もう10年ほど前のものなので画像をどこから持ってきたか分からないんですよね。もし問題があるようであれば即刻削除しますので言ってください。