#Zoomでハナキン0529での「タメ口部屋」について

投稿者: | 2020年6月1日

最近開催されている「Zoomでハナキン」イベントに時々参加しています(多分今回で3回目)。部屋ごとにトピックが決まっており、参加者は自由に自分の好きなルームに入っておしゃべりを楽しんだり、情報を得る、というようなイベントです。

このイベントをご存じない方は以下のリンクを御覧ください。

#Zoomでハナキン0529

縛りを作る

体は一つしかありませんし、時間は限定されていますから、どのルームを選ぶかというのが重要になってきます。私は過去の経験から「限定的なトピック」を掲げている部屋よりも、「雑談的な」部屋が自分に合っているし面白い、と感じていました。

ただ、雑談的な部屋は、話すことが決まっていない分参加者との距離のとり方が重要になってきます。これに成功すると話はおもしろくなるのですが、それに失敗するとグダグダになってしまいます。

距離のとり方が難しいのは、相手のことがよくわからないからです。一部の人を除いて、参加者同士はお互いのことをよく知りません。まあ、知っているといっても「面識がある」程度でしょう。

唯一の共通項としては「日本語教育関係者である」ということで、そこを頼りに話を進めていくわけですが、

もうちょっと「縛り」があると話は更に広がります

よね。そこで私は話すトピックでなく、参加者の属性を限定したらどうだろうか?と考えました。思いついたのは以下です。

・年齢縛り →「アラフォー部屋」
・住んでいるもしくは出身地限定 → 「兵庫県出身部屋」
・出身校限定 → 「東北大在籍経験者部屋」

それぞれ、「ただの雑談」とするより話が弾むような気がしませんか?ただ、このような限定をしてしまうと、それぞれの縛りに属さない人にとってはそのルームの存在自体が変な疎外感を生むものとなるかもしれないな、とも感じました。変な言い方ですが、属性でわけてしまうことは差別問題にもつながると思いました。

で、参加したければ誰でも参加できそうな縛りを作ろうと思い考えたのが、この「タメ口」部屋です。

参加者数

かなり多かったです。PCでギャラリービューにすると25人までを一つの画面で見ることができますが、最大のときの人数でギリギリ収まったくらいだと思います。

途中で私も発言しましたが、「ブレイクルームのブレイクルームが必要だ」と思ったくらいでした。少ないときは10人弱になりましたが、おそらく時間の平均をとると15人以上になるのではないかと思います。

それだけこのルームへの関心が高かったということでしょう。

被る声

私がもっともびっくりしたのは、とにかく「声が被る」ということでした。普通ZOOMなどの集まりでは、「同時に二人以上発言しない」というのが暗黙のルールとなっています。よく聞こえないからです。

だから普通はターンテイキング時に声が被ると、「お先にどうぞ」「では、失礼します」などと言って二人が同時に話す時間ができないように配慮をします。しかしこの部屋では、

そんな配慮一切なし

でした。被る被るわ~声が。参加者の方からは「動物園か!」というコメントが寄せられたくらいです(笑)

で、結論としてはやはり声がでかいやつが勝つ。でした、これはマイクの性能とか、音量という問題ですね。

待遇表現→関係性

タメ口になると距離感が縮まるというのは確かでした。私の見た目では20代から50代?くらいまでの方々が参加されていましたが、最初抑えめだった20代の人からも結構辛口トークが出てきました。絶対他のルームではこのような内容は話せないだろうな、という内容も少なくありませんでした。

そもそも待遇表現というものは、相手との関係性において自然と決まるものです。

関係性 → 待遇表現の現れ

これが普通ですよね。「ここは敬語で話す場です」「タメ口OKです」というような設定はしません。それをこのルームでは力技で、待遇表現の限定を加えました。その結果、

待遇表現の決定 → 関係性

というふうに先に待遇表現を決めることによって関係性も決まるということです。これは考えてみれば当然ですが、おもしろい発見でした。私たちがどれだけ言葉という枠組みの虜になっているか、ということを再認識できました。

設定への共通理解

非常に楽しい時間を過ごしたわけですが、すこし危うさも感じました。

普通の関係性では出てこないような言葉が出そうになったりですね。実際、このルームではそんな失礼な話は出てこなかったと思いますが、この設定に入りきれていない人がいたら、もしかしたら傷ついたり、怒ったりするケースも発生しかねないんじゃないかなとも思いました。

実際、途中から入ってきたばかりの人たちは結構渋い顔をしていましたね(笑)おもしろい反面、危ない面もある諸刃の剣であるという認識は持っておく必要があるでしょう。特に、参加者全員が「タメ口は設定である」という共通認識をもっておかないと大変なことになります。

これはたまたま見たホリエモンこと、堀江貴文氏の動画でもよくわかりました。ここではリンクを貼りませんが、「東京都のロードマップは小池百合子の選挙対策か?」というYoutube動画の中で、堀江氏はかなり口汚い表現で小池氏の政策を罵倒しています。もちろんタメ口です。

堀江氏の他の動画も見てみましたが、それらは普通に丁寧な口調でした。つまり堀江氏はこの動画の場合、意識的に「タメ口」「口調」を選択しているのですね。それによってかなり過激な表現になっていますが、周りが「設定」として捉えてくれると期待しているものと思われます。

まとめ

以上、#ZOOMでハナキン0529における「タメ口部屋」についてのご報告をいたしました。結論としましては、このような「縛り」はおもしろいと言ったところでしょうか。

他に、「カタカナ語を使ったらアウトの雑談部屋」とか「漢字語を使ったら出直してくる雑談部屋」とかは考えるだけでもおもしろいかな、と思います(後者の方が難しくておもしろそうです)。

ただ、どんな縛りを加えても、人がおもしろなくないとおもしろくありません。今回のこのルームの成功はひとえにみやざきさんのたくみな話術によるところが大きいと思います。

参加してくださったみなさん、ありがとうございました!また機会がありましたらタメ口で話しましょう~

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