「つながりのない参加者」「対面」「PCに対して」特定のURLを共有する方法

投稿者: | 2024年3月8日

こういう場面を想像してください。

・あなたはワークショップの講師です。
・50名の参加者がいる。
・参加者は全員持参したPCを開いて作業をおこなう。
・あなたは全員に特定のページに接続してもらいたいと思っている。
・そのページはウェブ検索では出てこない。
・あなたと参加者、参加者同士も普段からつながりはない。

さて、どうする?

もしスマホで接続してもらうんだったら、QRコードをぺろっとスクリーンに映し出して「ここに接続してください」と言うだけですよね。でも全員PCなんです。最も簡便な方法は何か、考えてみます。

①短縮URLを用いる

短縮したURLをスクリーンに映し出し、参加者には直接そのURLを打ち込んでもらう方法

もし誘導すべきページが「Google.com」とか簡単なものだったら問題はないんですが、普通こういう時って、

https://www.example.com/dummyurlforuseinvarioussituations/1234567890abcdefghijklmnopqrstuv

とかじゃないですか。これだとさすがに「打ち込んでください」とは言えません。そこでURLの短縮サービス。

こういうサービスは山ほどありますけど、有名なのはBitlyですかね。どんなサービスでもいいと思いますが、スラッシュ以降の文字を自分で設定できるほうが、入力しやすい文字列が作れていいかもしれませんね。

🔳URLを短縮&アクセス数もわかるBitly

②QRコードを利用する

スクリーンに映し出したQRコードをPCで読み込んでもらう方法です。

しかし、普通PCの外側にはカメラがついていませんし、内側のカメラで読めたとしてもなかなか動作的に難しいですよね。50人の参加者が一斉にPCを回転させてQRコードを読み込もうとしている様子はギャグです。

そこで、二段技にします。

スクリーン上のQRコードを「スマホ」で写真に収めてもらう。そのスマホカメラに収まったQRコードの写真を、PCでスキャンする。

ただ、PCのカメラでQRコードを読み込ませたことありますか?私はないかな。

調べてみたら、Windowsでは、デフォルトで入っている「Camera」を立ち上げるとQRコードを読ませることができるそうです。ただMacだとアプリが必要になるとか。

そこで使えるのが、「QRコード読み取り」というサービス。

ここに接続してもらえればMacでも、Windowsでも関係なくQRコードが読み取れますね。

しかし、この「QRコード読み取り」に入るためには「https://qrcode.onl.jp/」というURLを打ち込む必要があるんですよね。だったら、短縮URLを打ち込むのでいいじゃん、ということもありますね(てか普通そう思います)。

というわけでアホなやりかたなわけですが、セミナーのやり方によっては、例えばプリントを用意しておいてそこにQRコードを書いておく、そのプリントはグループによってQRコードが違うとかいう場合もありますから、一応紹介しておきました(それも短縮URLで代用可能じゃない?というツッコミはなしで・・・)。

③オンラインメモ帳を用いる

オンラインメモ帳に目的のURLを仕込んでおく。そのオンラインメモ帳のURLをスクリーンに映し出し、各自のPCでそこに接続してもらうやり方。

①の短縮URLに近いやり方です。

例えば、私がちょっとしたメモに多用していたpool sketch

これは、「http://plsk.net/」の最後のスラッシュ以下を自分で決めてメモ帳として使えるツールです。

例えば↓は「plsk.net/」以下を「sakuma-log」と決めました。そのページに目的のURLを書き込んでおけば、参加者はplsk.net/sakuma-log と打つだけで簡単に目的のページに飛べます。

デメリットとしては、「sakuma-log」と打てば、世界中どこからでもアクセスされて、内容の改竄までされてしまうという点。しかし特に取り扱い注意のものでなければ問題ないでしょう。

逆にメリットとしましては、使い捨てにしなくていいということですね。短縮URLを使うやり方は目標のURLが変わるたびに短縮URLを生成しないといけません。しかしこのやり方なら、どんなセミナーでも参加者に接続してもらう場所はいつも同じ「plsk.net/sakuma-log」。そのセミナーの内容によって、そこに書き込むURLを変えればいいので楽ちんです。

↓の記事の中でこのメモ帳について言及しています。

🔳騙されたと思って始めた音声入力。VoiceInはすごい!

まとめ

というわけで

①短縮URLを用いる
②QRコードを用いる
③オンラインメモ帳を用いる

という3つの方法をご紹介しました。まあ、①でいいんですけどね。

あとありがちな方法としては

・グーグルフォームのQRコードをスマホで読んでもらって、そこにメールアドレスを書いて提出してもらう。そのアドレスに講師がメールを一斉送信。

もっと高度になると、

・あるWifiにつないでもらって、そこに接続するとある特定の画面が出るようにする(ホテルや施設のWifiの最初とかそうなってる場合がありますよね)。

なんてのもあるみたいですけど、やっぱ簡単なのは上で書いた3つですかね。

その場でSNSで繋がってもらえばいいのでは?という話もありますが、例えば中国ならWechatのアカウントは全員持っているでしょうけど、それがPCに入っているかどうかはわかりません。

他にもっと上手い方法があれば教えてください。

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