Whiteboard.fiを教えてもらいました【使い方動画有り】。

投稿者: | 2020年7月8日

Whiteboard.fi

というわけで、こんなおいしい話はありませんので参加してきました。ツイッターをやってていろんな人がいろんなことを惜しみなく教えてくれるので助かっています。なんという良い世の中になったことか。そして良い人々に巡り会えたものか。

実はそもそもこれが何なのかさえわからず参加しました。とりあえず人が並んでいるところは並んでみようみたいな(笑)リアルでは並んでまで飲食店に入るということはありませんが。

ちなみにAya.OさんにはFlipgridでもお世話になりました。


ホワイトボード共有ツール

まず、このツールの概念ですけど、ある年齢以上の方は往年の名テレビ番組「クイズダービー」を思い浮かべてもらえれば理解が早いかと思います。もっというと、故・大橋巨泉氏(以下敬称略)がホワイトボードを背にしているクイズダービーです。

大橋巨泉がこのホワイトボードに何か指示や問題を書きます。全ての参加者は大橋巨泉のホワイトボードを見ることができます。それを見ながら、竹下景子さんとかはらたいらさんが答えを手元のボードに書くんですが、書いた時点では本人と大橋巨泉しか参加者個人の答えを見ることができません。

で、大橋巨泉が時間もないし「じゃあ一斉に、せーの、ドン」とかいうと、全員の答えが映し出されて、司会者と参加者全員がそれぞれの書いたものを確認できるというわけです。

それをオンラインでやってしまおうというツールがこのWhiteboard.fiというツールなんですね。すごいですね~。

流れ

流れとしては、まず大橋巨泉が自分のホワイトボードにお題を出します。

そして、はらたいらさんとか、竹下景子さんとかが一斉にドラえもんの絵を自分の端末上に書きます。

下の画像は「はらたいらさんのスマホ」だと思ってください。上に大橋巨泉によるインストラクションが見えます。下の部分は自分のホワイトボードですので、そこにドラえもんの絵を書くんですね。

そして一番遅かった野々村まことくんも書き終わりました(いや、それは違う番組か)。で、大橋巨泉が「せーの、ドン」したら、このようになります。全員の答えが全員に共有されるんですね。

正確に言いますと、「ドン」という機能はなくて、大橋巨泉は常に全員の回答を見られるのですが、その全員の回答を見る画面をビデオ会議システムで共有すれば理屈として「ドン」の状態になる、ということです。

スマホ一本ではきついか?

つまり、Whiteboard.fiというツール上で見られるのは、大橋巨泉と、自分のホワイトボードだけなんですね。それに追加でZOOMとかのビデオ会議システムに接続していたら、(大橋巨泉が公開すれば)全員の回答が見られるということです(うーんなんともわかりにくいですね)。

このツールだけに接続していても、参加者は大橋巨泉のインストラクションを見ることはできますから、何らかの活動をおこなうことは可能だと思います。しかし、やはり、

・ZOOMなどのビデオ会議システムとの併用
・対面授業での使用

が前提となるかな、と思います。私はおためし会に「ZOOMにはPCで」「Whiteboard.fiにはスマホで」参加しましたが、「ZOOMもWhiteboard.fiも両方スマホで」というのはちょっと厳しいかなと思いました。PCのみであればまだましですが、やはりそれは使う人のリテラシーによりますかね。

どのように使えるか?

さて、考えればいろいろな使い方ができると思います。

体験会でAyaさんがやってくれたのは「道案内」でした。大橋巨泉は全員のホワイトボードに同じ画像を送ることができるんですよ。それで予め用意しておいた地図的な絵をみんなに送ります↓。これは大橋巨泉の作業画面です。

そうすると、参加者のスマホなりなんなりの端末のホワイトボードの背景に、この地図的な絵が埋め込まれます。その後で大橋巨泉が「次の角を右にいって、真っすぐ行って…」みたいな道案内をします。参加者は自分のホワイトボードに埋め込まれている地図的な絵の上にその道案内にそって道順を書き込みます。全員が終わったら、最後に「せーの、ドン」をして、みんながちゃんと指示通りの場所に行けたか、を確認するものでした↓。

なるほど、大橋巨泉考えてきましたね。

あとは、事後にこのようなものもありました↓。確かに。なぞりがきもできます。

あとは、グループの中でシェアされていましたが、教師が前文を言って、学習者が後文を考えるようなのにもぴったりですね。例えば前文を「日曜日なのに…」に続く文をそれぞれが書く、ということです。

それと、グループの中で、すでにやったという人もいましたが、クイズ大会などでも使えるのではないかと思いました。ちょっと前に職場でMarugotoMatchという日本語クイズイベントをやったんですが、これを使えばかなり楽にできるのでは?と思いました。


使い方

というわけで、ここまでこのWhiteboard.fiで何ができるのか、を見てきました。

私の一押しポイントとしましては、以下の2点ですかね。

・大橋巨泉側でもログインの必要がなく、しゃしゃっと始められる。
・(最近は全部そうだけど)アプリが必要なくブラウザでできる。

ただ設定とか結構ありまして、ちゃんと設定しないと思い通りできない部分もありそうです(スローとか、シンプルモードとか)。詳しい使い方に関しては、今回お試し会を企画してくださったAya.Oさんが作った以下の動画を参考にすると良いかと思います。

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