私は今北京にいまして、中国語を勉強しています。
オンラインで授業を受けたりもしているんですが、アウトプットの機会を作るためにやっていることの一つが三行日記（作文）です。
三行日記ってのは三行からなる日記なんですが(笑)、たとえば日本語で言うならば、
今日は天気が良かった。
散歩に行った。
とても気持ちが良い。
のような簡単な文章を書くことです。「三行だけでよろしい」となるとどうにか続くんですよね。また三行ってのはまとまりのある文章としての最小の単位とも言えますから、適当に書いてもなんか意味ありげになったりします（上のテキトーな日記もまとまっていますよね）。
あと、レベルが上がれば、三行でももっと複雑なことが言えます。
天気が良かったので散歩に行ったら、とても気持ちが良くなった。
これは一行ですよね。これは最初に書いた三行を一行にまとめたものですので、そうなると三行でも結構内容の濃いことが書けるということです。中級レベル以上でも意味がある活動になることでしょう。
というわけで、私は簡単テキトーアウトプット作文練習として、三行日記（作文）を推奨しており、かつ実践しています。授業だったら、必ず授業の終わりに書いて提出してもらうとか、いいかもしれませんね。
AIに直してもらう
ただですね、授業なら先生が間違ったところなどを添削してくれるからいいんですけど、独習していますとそうもいきません。考えられる方法としましては、
・ネイティブ（や上級レベルの人）に添削してもらう
・外国語学習コミュニティー（やTwitter）などに投げる
などでしょうけど、そうなると自分のペースでできないんですよね。そうそう毎日うまいこと添削してもらえませんしね。
そこで私がとっている方法は、ChatGPT様に添削してもらう方法です。
これは何かと申しますと、会話できるAIです。これはなかなかすごいです（無料です）。まあ詳細はご自身で調べてもらうとして、とにかく私はこのAIに中国語三行日記を毎日添削してもらっているのです。
その様子は見てもらうのが早いと思います。
もちろん上が私が書いた作文です。私は、「先週買った本が昨日届いた。それは新しい中国語の本だ。今使っている本が終わったら、私たちはこの新しい本を使って勉強する。」という内容を書こうと思ったのですが、そしたら下のように直してくれました。
ただ、一番最後の文は私の作文能力が足りていないせいで、AIが直してくれたものが私の意図する内容ではないと思ったので、そのあたりをもう少し聞いてみました。
まあこれは既存の翻訳機と同じですけどね。で、AIが提示してくれた中国語で大体わかったんですけど、最後になぜ「来」がくるのかわからなかったので、そこも聞いてみました。
日本語で答えてもらえれば良かったんですけど、まあ中国語でも意味はわかったのでここまでとしました。最後は、
「ありがとう」「どういたしまして。ご不明な点がありましたらいつでも問い合わせください」ということで添削が終わりました。
すごくないですか？もしかして中国語の堪能な人がみたらおかしい部分があるかもしれませんが、私レベルならこれで十分です。こういうことが可能になると（てか可能になってますが）、もうこれで十分のような気がします。
ちなみに、このAIはしゃべってはくれませんけど、Chromeの拡張機能でグーグル翻訳でも入れておけば、当該部分を選択するだけで瞬時に音声にしてくれますので、特に問題になりません（強いて言えば、ここで中国語の拼音が出れば最高なんですけど・・・）
もうこれを見てもらえれば、それ以上の説明は必要ないですよね。
まとめ
というわけで、私が最近やっている「三行作文を書いてAIに添削してもらう」という活動をご紹介しました。
私は三日坊主になることが多いですが、これは割と続いております。続けるためのコツの一つとして、Chromeを立ち上げるとスタート画面にこのChatGPTが開くように設定したりもしています。わざわざ自分で開こうとすると億劫になってしまいますからね。
三行日記にしても、AIによる添削にしても相当ハードルは低いと思われます。
もし「外国語でアウトプットを」と思う方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度試してみてはどうでしょうか。ちなみに、ChatGPTではその内容についてのフィードバックも当然もらえます。ここまで来ると、リアルの先生よりいいかも！？
「あなたの新しい中国語の本が届いてとてもうれしいです。中国語をよりよく学ぶのに役立つことを願っています。」
ありがとう先生！
