スピーディーなスピーチ大会の運営とスライド

投稿者: | 2023年10月23日

先日日本語スピーチ大会に参加してきました。私は審査員としての参加でしたが、その運営がなかなか素晴らしかったのでここでご紹介させていただきます。

ちなみに一年前にも同じスピーチ大会に参加しました。

おもしろいスピーチ大会

素晴らしいスライド

審査員は全部で7名。会場の最前列真ん中に陣取っています。

壇上で、参加者がスピーチをします。終わりました。

司会者が間髪を入れず登場。審査員に「では得点を出してください」と促す。

審査員は何点与えるかを考えます。ここは至って普通で、100点満点で何点かを決めるだけです。そしてA4の紙に大きくその点数を書いて司会者に見せる。↓この絵のように。

それをみて司会者は、「80点、80点、80点・・・・」と7名の審査員が提示した点数を読み上げる。

読み上げると同時に、スライドの裏方担当者がその点数を入力(↓スライドは私が再現したものです)。

審査員7名分の点数を入力して、しかるべきボタンを押すと、自動で総合得点が表示されます(赤いところ)。7名分の採点から最高点と最低点を除いた5名分の点数の平均が赤いところに自動で表示されるということです。

つまり入力が終わった時点で、すぐに会場全員に対してそのスピーチの点数が公開されるということです。

普通は、審査員の記録用紙をしかるべき時に係員が回収し、それをエクセルなどに入力したりして点数を出すと思いますが、これはすごくスピーディーで自分が今暫定何位くらいだろうか、というのもわかるわけですね(ちゃんとメモを取っていれば)。

簡単にいうとですね、昔の「ものまね王座決定戦」みたいなやつですね。榊原郁恵さんなんかが「10点、9点、8点、10点・・・89点!」みたいなやつです笑

ちなみに、このスライドは大会中ずっと、舞台の背景になっています。スピーチがはじまると管理者が時計をスタートさせ、会場の全員に残り時間を案内する役割もあります。

とにかく、テレビ番組などではみたことありますが、実際のイベントでここまでスマートなやり方は初めてみました。

どうやって作るか

パワーポイントを使っていることは確実でした。

で、休み時間の時に主催者っぽい人に「この運営(スライド)いいですね、どうやって作ったんですか」と、あわよくばスライドのコピーでももらえないかという下心から聞いてみたんですが、

「いやあ、作ったんじゃなくて買ったんです」

とのことでした。しかも「結構高かった」と(いくらかは聞いていません)。どうやらこういう大会を運営する人たちのために商売をしているところがあるみたいです。

後日そのスライドをどうにか作れないものかと思っていろいろ調べてみましたが、タイマーくらいは私でもどうにかできそうですが、計算をパワポ上でおこなうのはよくわかりませんでした(見てくれがどうでも良いのであれば、エクセルで作れそうですけど)。

こんなの簡単だよ、という人がいましたら、どうぞ作ってみてください。そして私にください笑

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